羊太郎著「ロクでなし魔術講師と禁忌教典11(富士見ファンタジア文庫)」感想★★★☆☆
今回は羊太郎著、三嶋 くろねイラストの「ロクでなし魔術講師と禁忌教典11(富士見ファンタジア文庫)」を読んだ感想についてご紹介いたします。
1.所感
今までの巻の感想はこちらです。
羊太郎著「ロクでなし魔術講師と禁忌教典 (富士見ファンタジア文庫)」感想★★★☆☆
羊太郎著「ロクでなし魔術講師と禁忌教典2(富士見ファンタジア文庫)」感想★★★★☆
羊太郎著「ロクでなし魔術講師と禁忌教典3(富士見ファンタジア文庫)」感想★★★☆☆
羊太郎著「ロクでなし魔術講師と禁忌教典4(富士見ファンタジア文庫)」感想★★★★☆
羊太郎著「ロクでなし魔術講師と禁忌教典5(富士見ファンタジア文庫)」感想★★★☆☆
羊太郎著「ロクでなし魔術講師と追想日誌 (ファンタジア文庫) 」感想★★☆☆☆
羊太郎著「ロクでなし魔術講師と禁忌教典6(富士見ファンタジア文庫)」感想★★★☆☆
羊太郎著「ロクでなし魔術講師と禁忌教典7(富士見ファンタジア文庫)」感想★★★★☆
羊太郎著「ロクでなし魔術講師と禁忌教典8(富士見ファンタジア文庫)」感想★★★★☆
羊太郎著「ロクでなし魔術講師と追想日誌2 (ファンタジア文庫) 」感想★★★☆☆
羊太郎著「ロクでなし魔術講師と禁忌教典9(富士見ファンタジア文庫)」感想★★★☆☆
羊太郎著「ロクでなし魔術講師と禁忌教典10(富士見ファンタジア文庫)」感想★★★☆☆
ロクアカファンの皆様はルミア推しやシスティーナ推し、リィエル推しがいるでしょう。
ロクアカの人気投票も見る限りセラやセリカも人気が高いですね。
かくいう私もシスティーナ推しでした。
この11巻を見るまでは。
今までの巻で予兆がありましたが、11巻では主にイヴにスポットライトが当たっています。
11巻を見てからイヴ推しになりました。
イヴこそ至高です。
イヴに勝る女性はいません。
今まではグレンの将来の伴侶も、セリカやリィエルは例外として、システィーナかルミアのどちらかに絞られていました。
しかしイヴが登場したことによってその均衡が破られました。
今のところグレンはシスティーナかルミア、イヴの3人の内の誰かを選ぶのではないでしょうか。
私は少々突飛に思われる方もいるかもしれませんが、ギャラリーや編集者に左右されないとしたらグレンはイヴとくっつくと思っています。
そもそもグレンの性格からして自分の教え子と付き合ったりはしないのではないでしょうか。
確かにシスティーナはグレンのかつての正妻、セラに似ています。
男女の関係において、過去に好きになった人と似た人を好きになるという事はよくありがちなことです。
ただし、過去に好きになった人に似ている人と結ばれたとしても若干のわだかまりが生まれてしまうのではないでしょうか。
過去に好きになった人は所詮過去に好きになった人です。
「過去に好きになった人に似ている人」は「過去に好きになった人」ではありません。
「過去に好きになった人に似ている人」と結ばれた側、ここではグレンにとっては、システィーナとくっついたとしても、日常の些細な出来事からシスティーナとセラは別人物であることを何度も再認識されるはずです。
グレンはシスティーナとセラは別人物だと再認識されるたびにセラのことを思い出し、精神的な苦痛を感じてしまうのではないでしょうか。
グレンと結ばれたシスティーナもシスティーナです。
そんなグレンの精神的な苦痛を受ける姿を見て悟り、たとえグレンに思いを寄せていたとしても「私はグレン先生と一緒に居ない方がいいかもしれない」と本心を隠して適当に理由をでっちあげてグレンから離れてしまう可能性があります。
よってグレンがシスティーナとくっつくことはライトノベル的にはありだとしても、現実的には厳しいのではないでしょうか。
ルミアも別の理由でグレンとくっつく可能性は低いと思っています。
グレンとルミアがくっつく可能性に関してはいろいろと考察があり、確実に文字の分量が多くなってしまうためかいつまんで説明いたします。
確かにルミアは良妻賢母になるタイプです。
もはやその性格は聖母と言っていいでしょう。
普通の男性ならルミアとくっつけたとしたら非常に安定し、それなりに幸せな男女の関係が築けると思います。
しかしお相手はあの傍若無人なグレンです。
グレンの場合、もうちょっと些細なことで言い合えるような、衝突し合えるようなお相手が似合う気がします。
グレンの正妻、セラもそうでしたね。
グレンに世話を焼き、ことあるごとに衝突しています。
衝突していると聞くと早く男女の関係が解消されてしまうイメージですが、それはグレンの場合は当てはまらないでしょう。
グレンのことですから、実際付き合うとなれば相手を選び、衝突しながらもお互いを尊敬しあえる女性を選ぶはずです。
そのような考察を鑑みると、イヴの場合にはぴったりグレンにお似合いな女性に当てはまります。
作中のテレサも「グレンは年上な女性が好みじゃないか」と言っていましたね。
私も同意見です。
イヴとグレンは同い年ですが、イヴはお姉さん気質も備えているためグレンにぴったりのお相手と言えるでしょう。
2.終わりに
今回は羊太郎著、三嶋 くろねイラストの「ロクでなし魔術講師と禁忌教典11(富士見ファンタジア文庫)」についての書評を書かせていただきました。
気づけば最新刊に追いついてしまいました。
どうやら私が思っている以上に私はロクアカにのめり込んでいたみたいです。
本当にこのような物語が書ける人になりたいです。
おすすめ度
★★★☆☆
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