大滝 緑、山口 米子著「料理用語事典」レビュー—–

2024年1月10日

今回は大滝 緑、山口 米子著の「料理用語事典」を読んだ感想についてご紹介いたします。

料理用語事典



1.所感

久しぶりに読むのに苦痛を感じる本を引き当ててしまいました。
読み切るのに非常に時間がかかったので萎えました。
てか辞書なので当たり前ですよね。
読み始めて数ページをめくった直後、激しく後悔しました。

この本は料理についての用語をひたすら辞書的に紹介してくれます。
読んだ感じでは日本で馴染みの料理に関する単語だけではなく、中国やヨーロッパなどの言語が頻出していた印象です。
私にとってそれらはまったく馴染みのない言葉であり、ひたすら意味が書いてある文を追っていくのに苦労しておりました。

一応最初から最後まで斜め読みせずにちゃんと読みましたが、書いてあった言葉はあまり覚えていません。
少なくとも新単語は頭に入っていないでしょう。
あぁ、そういえばこんな言葉あったなって単語をなんとなく覚えているくらいです。

やっぱり勉強ではいきなり応用問題に手を出さずに基本問題を完璧にしろと言いますが、それと一緒ですね。
私は料理の基本的な単語すら危ういレベルでこの本に手を出してしまったので、時間の無駄といっていいほど何も身につきませんでした。

そもそも、辞書を最初から最後まで読む人なんて稀有なのではないでしょうか。
私はブログのネタになるというよくわからないモチベーションがあったため読み切ることができましたが、何もモチベーションとなるものがなければ数ページで飽きる気がします。
私も読み切ったものの、実際は数ページで飽きました。

2.終わりに

今回は大滝 緑、山口 米子著の「料理用語事典」についての書評を書かせていただきました。

疑問に思うのですが、こういった範囲を絞った辞書的な本は需要があるのでしょうか。
単純に意味を知りたいだけならば今の時代ネットで事足ります。
それに紙の辞書を使いたいにしても、広辞苑や国語辞典などもっと範囲が広い辞書を使わず、わざわざこの本を用意する意図が分かりません。

それに辞書を作る労力も半端ないです。
単語の意味を並べていくのも大変ですが、それにはやはり精神的苦痛を伴います。
この辞書を作ることによって、単純に売れる以外のうれしいことがあるのでしょうか。
不思議ですね。

もしかしたら料理教室とかでこの本の著者が生徒に買わせるのかもしれません。
大学の教授と一緒ですね。
大学の教授は授業に必須とか言って自分で書いた本を買わせようとします。
もしそうだとしたら許すまじです。

おすすめ度
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料理

Posted by ちこ