高山みなみ,山口勝平主演「名探偵コナン時計じかけの摩天楼」レビュー★★★★☆

2018年6月9日2024年1月10日

今回は高山みなみ,山口勝平主演の「名探偵コナン時計じかけの摩天楼」を観た感想についてご紹介いたします。

１.所感

今さらながらコナンの昔の映画を観てしまいました。

私の中でコナンブームが起きています。
最近huluでコナンの「から紅の恋歌」が期間限定で配信されており、それを観たのが原因ですね。
劇場版名探偵コナンから紅の恋歌視聴感想★★★★☆
今まで正直コナンの映画を子供向けとしてなめていた節がありましたが、その認識を改める一作でした。

この「時計じかけの摩天楼」はかなり昔の映画です。
まず、電話が黒電話であったことに驚かされました。
時代を感じます。
映画では電話するときに公衆電話を使っている場面もありますが、今ではもう私の偏見も入っていますが、公衆電話を使う方はめっきり減ってますね。
最近ではどんどん公衆電話が撤去されてきているという話を聞きます。

ぶっちゃけ犯人の目星はついてしまいますが、それでもなお面白かったです。
私でなくても大体の方は犯人の目星はつくでしょう。
登場人物は少ないので、容疑者は限られてくるはずです。

この「名探偵コナン時計じかけの摩天楼」の魅力は、なんといっても展開の速さです。
一本の映画に数々の見どころのシーンがあります。
展開が次々と変わり、なおかつドキドキするシーンが数多く観れるので映画として大変おもしろいです。

それにところどころ伏線が散りばめられており、犯人を追い詰める場面が爽快です。
伏線が散りばめられているところが推理の映画ならではですね。
探偵としての、証拠や証言からの推理の組み立ても数学の証明問題の筋道を理解するような気持になりおもしろさを感じますよね。

それに加えラストシーンも記憶に残ります。
ラストに関しても伏線が要所要所に散りばめられていますよね。
確かに男性の思考回路だとミスリードされていたような結論になるかもしれませんが、女性の思考回路だと本編のラストシーンのようになるかもしれません。