稲村徹也著「「失敗」を「お金」に変える技術」読んだ感想★★★☆☆

2024年1月10日

今回は稲村徹也著の「「失敗」を「お金」に変える技術」を読んだ感想についてご紹介いたします。

「失敗」を「お金」に変える技術



1.所感

失敗というのは何を以って失敗というのでしょうか。

この本でも述べられていますが、エジソンは失敗を「失敗ではない。うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ」と表現しました。
たとえ他人からは失敗に見えても、本人が失敗と認識しなければそれは失敗にはならないと私も思います。

そもそも失敗したからといって何があるのでしょうか。
確かに他人から「あいつは失敗したな」と同情されたり見下されたりしても、本人がそれを失敗と思わなければ関係ないと思ってしまいます。

肝心の本の中身ですが、可もなく不可もなくといった場合です。
こういう本が参考にする例って大体決まってますよね。
カーネルサンダースや本田宗一郎、エジソンなど偉人の例を挙げて、人生において大切なことを説いていくパターンです。

しかし良いところを述べると、著者の稲村徹也さんの経歴が壮絶です。
本の前半部分は稲村徹也さんの壮絶な経歴が述べられており、目新しさを感じさせられました。

Wikiなどで稲村徹也さんの経歴を調べてしまえば一発で分かってしまうかもしれませんが、本だと臨場感を感じることができる上に、より詳細に経歴がわかります。

やはり成功者の体験を見ると、一度失敗したり壮絶な過去を味わっていたりしますね。
それらの生死をさまようような体験をしたり、辛酸をなめさせられた体験が成功者を強くしたのかもしれません。

現代ではとりあえず会社にしがみつき、最低限の生活が保障されていればよいと思っている方が多数います。
確かに彼ら彼女らのおかげで日本の経済が支えられていますが、もうちょっとギラギラした方が多くなってもよいとも思います。

どうせ生きていくなら、夢を持ってその夢に向かって突き進めるような人生を送りたいですね。

2.終わりに

今回は稲村徹也著の「「失敗」を「お金」に変える技術」についての書評を書かせていただきました。

最近文章を読むのに疲れてきました。

もう歳なんですかね。

いろいろなことにもまれすぎて、ゆっくり文章を咀嚼する余裕がないのだと思います。

大人になると目の前のことだけに真っすぐ取り組むことが難しくなっていきますよね。
中学生や高校生の頃、毎日部活等で忙しかったですが、大人になった今やれと言われるとやる気力がありません。
これが大人になるということなのでしょうか。

なんとなく寂しいですね。

おすすめ度
★★★☆☆

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Posted by ちこ