大塚 雄介著「いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン」読んだ感想★★★☆☆
今回は大塚 雄介著の「いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン」を読んだ感想についてご紹介いたします。
1.所感
この本に出会うまでに仮想通貨についての書籍を3冊読みましたが、この1冊を含めてその中でも一番内容が濃い本でした。(それでもおすすめ度は★3ですが)
ちなみにその3冊はこちらです。
たまきちひろ著 大塚雄介監修「ビットコイン投資やってみました!」を読んだ感想
上野義治著「5000円ではじめる仮想通貨投資入門」読んだ感想
ビットコインのすべてがわかる本
仮想通貨についての全体像を知りたいなら、この本をおすすめします。
さすがビットコインを運用する会社のCOOだけあって、著者の仮想通貨についての深い知識がうかがえます。
というかこの本の著者、コインチェックのCOOなんですね。
コインチェックといえば出川哲朗さんがとばっちりを受けたNEMの流出が記憶に新しいです。
もしこの本より先に仮想通貨の流出があったならこの本出版自粛されていたのではないでしょうか。
個人的にはそれくらいのインパクトのある出来事だと思っております。
仮想通貨はまだまだセキュリティの課題や送金時間の問題などが残ります。
やはり新しい技術は世間に浸透するまでに時間がかかりますね。
技術的には世界を変えるほどのポテンシャルを秘めているものでも、一般の方々はなかなか理解されづらいです。
それに仮想通貨を一般化するためには、それぞれの用途に合った改善・改修を入れていかなければいけません。
仮想通貨はその名の通り目に見えません。
ロボットのように目に見えて進歩が見えるものはともかく、技術的には優れても仮想通貨は実態を持っていないのでその良さが人に伝わりづらいですね。
それに加えて国や金融業界は保守的です。
銀行系のシステムでは、JavaのバージョンやEclipseのバージョンも未だにはるか昔のバージョンを使っている現場も多いです。
この仮想通貨という技術が世間的に良く使われるまではまだまだ時間はかかるでしょう。
しかし今はIT業界は人材不足です。
今のうちにITの知識や金融の知識、仮想通貨の知識を深めてこれからの時代に備えていきたいところです。
私は仮想通貨、もしくは仮想通貨に似たものが近い未来にクレジットカードを利用するような気軽さで使われるのではないかと予想しています。
2.終わりに
今回は大塚 雄介著の「いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン」を読んだ感想についてお伝えいたしました。
工学部出身のせいか、私の周りにも何人か仮想通貨に手を出している方がいます。
みなさん軒並み損をしていますが。
12月くらいまでにはみなさん儲けていて一時的に羽振りが良かったのですが、ビットコインが大暴落してからはみなさん息をしていません。
読者のみなさんもビットコインに手を出すときはリスクを意識するようにしましょう。
おすすめ度
★★★☆☆
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