基本情報技術者試験の概要とは?IT関係者にはほぼ必須!
基本情報技術者試験はIT業界において登竜門と言われています。
今回は基本情報技術者試験について紹介していきます。
1.基本情報技術者試験とは?
基本情報技術者試験はIPAが実施している国家資格です。
IPAは経済産業省所管の中期目標管理法人たる独立行政法人であり、IPAが提供する資格は総じて評価が高いです。
基本情報技術者を取得することで、高度IT人材となるために必要な基本的知識、技能をもち、実践的な活用能力を身に付けたことを証明できます。
基本情報技術者試験は午前試験と午後試験に分かれていますが、午後問題の方が難易度が高いです。
IPAに認定された講座を受講し、修了試験に合格することで午前試験を免除することができますが、結局午後問題のが難しいため、あまり意味がない気がします。
ちなみに午前問題に落ちると午後問題を採点してくれないので注意です。
試験時期
4月第3日曜日
10月第3日曜日
受験料
5,700円(税込み)
試験時間
午前試験 9:30-12:00(150分)
問題数80問(四肢択一、正答率60%以上で合格)
午後試験 13:00-15:30(150分)
問題数13問中7問選んで解答(多岐選択式、正答率60%以上で合格)
出願時期
[4月第3日曜日]
願書受付開始:1月上旬(試験の3カ月前から)
願書受付終了:2月中旬(試験の2カ月前まで)
[10月第3日曜日]
願書受付開始:7月上旬(試験の3カ月前から)
願書受付終了:8月中旬(試験の2カ月前まで)
2.基本情報技術者試験の難易度は?
合格率は毎回約20~30%と低いです。
事前知識のない人だと、150~200時間程度の勉強時間が必要と言われています。
また、事前知識がある人でも50時間程度の勉強時間が必要だそうです。
午後問題に出題されるアルゴリズムやプログラミングの分野は、今までITに関わってこなかった人にとっては鬼門となります。
IT系の大学を出ている私も、受験したときに出題されたアルゴリズムの問題は歯が立ちませんでした。
3.基本情報技術者試験の勉強方法は?
こちらで合格体験記をまとめてあります。
基本情報技術者合格体験記
私の場合は情報系の大学を出ていたので、比較的勉強時間が短くてすみました。
私が使用した参考書は以下の通りです。
(全文PDF・単語帳アプリ付) かんたん合格 基本情報技術者教科書 平成29年度 (2017年度)
平成28年度 イメージ&クレバー方式でよくわかる栢木先生の基本情報技術者教室 (情報処理技術者試験)
平成28年度 栢木先生の基本情報技術者教室準拠 書き込み式ドリル (情報処理技術者試験)
この内一番右の「栢木先生の基本情報技術者教室準拠 書き込み式ドリル」はほぼやっておりません。
合格するだけなら一番上と真ん中の二つ(「基本情報技術者試験過去問題集」、「栢木先生の基本情報技術者教室」)をきっちりやるだけで十分です。
また、こちらのサイトで基本情報技術者試験の過去問を解くことができます。
4.終わりに
今回は基本情報技術者試験の概要についてお伝えいたしました。
合格率が低く難易度も若干高いですが、簡単な問題を落とさなければ必ず合格できます。
しっかり勉強を重ねて、合格を目指しましょう!
IPAが提供する情報系の資格はこちらの記事にまとめております。
IPA(情報処理技術者試験)が提供するIT系の資格とは?
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IT業界においての資格の価値についてはこちらの記事にまとめましたのでよろしければぜひご一読ください。
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