IPA(情報処理技術者試験)が提供するIT系の資格とは?総じて社会的評価が高い

2019年4月20日

IPA(情報処理技術者試験)は経済産業省所管の中期目標管理法人たる独立行政法人です。

IPAが提供する資格は国家資格であり、社会的価値が高いです。

今回はそんなIPAが提供する資格を片っ端からご紹介いたします。



1.ITパスポート試験

ITパスポート試験

ITパスポート試験を合格することで、ITを利活用するすべての社会人や学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識を持っていることを証明できます。

1000点満点中600点をとれば合格となりますが、出題分野が「ストラテジ系(経営全般)」、「マネジメント系(IT管理)」、「テクノロジ系(IT技術)」の3分野に分かれており、それぞれの分野で3割以上取る必要もあります。

試験日
全国の試験会場で、CBT(Computer Based Testing)方式により実施

試験時間
3つの時間帯(午前・午後・夕方)で可能

受験料
5,700円(税込み)

試験時間
120分

問題数
総計100問
ストラテジ系(経営全般):35問程度
マネジメント系(IT管理):20問程度
テクノロジ系(IT技術):45問程度

合格点
1000点満点中600点&各分野で3割以上

2.情報セキュリティマネジメント試験

情報セキュリティマネジメント試験

情報セキュリティマネジメント試験は最近できた資格です。(2017年開設)

この試験は技術者向けの試験ではなく、各業務部門の情報セキュリティリーダーを育成する目的の試験となっております。

情報セキュリティマネジメント試験の勉強をすることで、サイバー攻撃や従業者による情報漏えいや脅威から継続的に組織を守るための基本的なスキルが身につきます。

試験時期
4月第3日曜日
10月第3日曜日

受験料
5,700円(税込み)

試験時間
午前試験 9:30-11:00(90分)
問題数:50問(四肢択一)

午後試験 13:00-14:00(90分)
中規模の問題が3問出題され、全問解答。

出願時期
[4月第3日曜日]
願書受付開始:1月上旬(試験の3カ月前から)
願書受付終了:2月中旬(試験の2カ月前まで)
[10月第3日曜日]
願書受付開始:7月上旬(試験の3カ月前から)
願書受付終了:8月中旬(試験の2カ月前まで)

3.基本情報技術者試験

基本情報技術者試験

基本情報技術者を取得することで、高度IT人材となるために必要な基本的知識、技能をもち、実践的な活用能力を身に付けたことを証明できます。

基本情報技術者試験は午前試験と午後試験に分かれていますが、午後問題の方が難易度が高いです。

IPAに認定された講座を受講し、修了試験に合格することで午前試験を免除することができますが、結局午後問題のが難しいため、あまり意味がない気がします。

ちなみに午前問題に落ちると午後問題を採点してくれないので注意です。

試験時期
4月第3日曜日
10月第3日曜日

受験料
5,700円(税込み)

試験時間
午前試験 9:30-12:00(150分)
問題数80問(四肢択一、正答率60%以上で合格)

午後試験 13:00-15:30(150分)
問題数13問中7問選んで解答(多岐選択式、正答率60%以上で合格)

出願時期
[4月第3日曜日]
願書受付開始:1月上旬(試験の3カ月前から)
願書受付終了:2月中旬(試験の2カ月前まで)
[10月第3日曜日]
願書受付開始:7月上旬(試験の3カ月前から)
願書受付終了:8月中旬(試験の2カ月前まで)

4.応用情報技術者試験

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験受験の対象者は「高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者」となっております。

この文言だけでもかなり難易度が高い資格であるということが分かりますね。

応用情報技術者を取得すると、合格した年度を含む2年以内に、高度情報技術者試験で共通して実施される午前Ⅰ試験を免除することができます。

基本情報技術者試験と同様に、午前試験で不合格となった場合は午後試験は採点されないので注意したいところです。

ただ、この応用情報技術者を取得したからといって就職や転職に直結はしません。
それなりにIT知識があり、勉強に対する向上心があるとみなされるくらいです。

ちなみに受験してから合格発表まで二ヶ月かかるため、相当焦らされることになります。

試験時期
4月第3日曜日
10月第3日曜日

受験料
5,700円(税込み)

試験時間
午前試験 9:30-12:00(150分)
問題数80問(四肢択一、正答率60%以上で合格)

午後試験 13:00-15:30(150分)
記述式で12問出題の内2問中から1問、10問中から5問をそれぞれ選択して解答。(正答率60%以上で合格)

出願時期
[4月第3日曜日]
願書受付開始:1月上旬(試験の3カ月前から)
願書受付終了:2月中旬(試験の2カ月前まで)
[10月第3日曜日]
願書受付開始:7月上旬(試験の3カ月前から)
願書受付終了:8月中旬(試験の2カ月前まで)

5.プロジェクトマネージャー試験

プロジェクトマネージャー試験

プロジェクトマネージャー試験を合格するためには、情報処理の技術力だけではなく、経営視点からの思考やコミュニケーション能力や見積もり能力など幅広い技術とスキルが必要となります。

プロジェクトマネージャー試験の対象者は以下の通りです。

高度IT人材として確立した専門分野をもち、システム開発プロジェクトの責任者として、プロジェクト計画を立案し、必要となる要員や資源を確保し、計画した予算、納期、品質の達成について責任をもってプロジェクトを管理・運営する者

出典:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/pm.html

また、役割と業務につきましては次のようになっています。

情報システム又は組込みシステムのシステム開発プロジェクトの責任者として、当該プロジェクトを計画、実行、管理する業務に従事し、次の役割を主導的に果たすとともに、下位者を指導する。

出典:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/pm.html

この試験はプロジェクトマネージャーの経験がないと合格できない資格だと思いがちですが、実はそうではありません。

プロジェクトマネージャーの経験がなくても合格している人はたくさんいます。

実際には合格者の平均年齢が、応募者の平均年齢よりも 1~2歳ほど低いそうです。

経験がなくとも、勉強法とモチベーションさえあればプロジェクトマネージャー試験に合格することができます。

試験時期
4月第3日曜日

受験料
5,700円(税込み)

試験時間
午前Ⅰ:9:30~10:20 (50分間)
午前Ⅱ:10:50~11:30 (40分間)
午後Ⅰ:12:30~14:00 (90分間)
午後Ⅱ:14:30~16:30 (120分間)

問題形式
午前I
四肢択一式(マークシート使用)で30問出題され全問解答。
満点の60%を基準点とし基準点以上で午前I試験通過となる。
基準点に達しなかった場合は不合格で、午前II・午後I・午後IIは採点されない。

午前II
四肢択一式(マークシート使用)で25問出題され全問解答。
満点の60%を基準点とし基準点以上で午前II試験通過となる。
基準点に達しなかった場合は不合格で、午後I・午後IIは採点されない。

午後I
記述式で3題出題され2題を選択して解答。
基準点以上で午後I試験通過となる。
基準点に達しなかった場合は不合格で、午後IIは採点されない。

午後II
論文課題形式で2題出題され1題を選択して解答。
実務体験をもとに概ね2000~3000文字程度で論述する。
A,B,C,Dのランクで採点され、Aランクで最終的に合格となる。Aランク以外の場合は不合格。

科目免除
下記の条件を満たせば2年間、午前Iの科目免除が受けられる。
応用情報技術者試験に合格すること。
いずれかの高度情報処理技術者試験に合格すること。
いずれかの高度情報処理技術者試験の午前Iに基準点以上を得ること。

出願時期
[4月第3日曜日]
願書受付開始:1月上旬(試験の3カ月前から)
願書受付終了:2月中旬(試験の2カ月前まで)

6.システムアーキテクト試験

システムアーキテクト試験

システムアーキテクトは、開発プロジェクトの舵取りを行い、最適化されたシステムを企業に提供する能力が試される資格です。

資格取得者の仕事としては、情報技術を応用して情報システム構築の基本戦略を練ったり、ITストラテジストの提案を具現化する役割を担います。

資格取得により、IT企業はもちろん、さまざまな業界や企業で活躍が可能です。
特にシステム開発や運用を重要視する情報通信業では多くの需要があり、資格を持っていることで高く評価されることになります。

システムアーキテクト試験の対象者は以下の通りです。

高度IT人材として確立した専門分野をもち、ITストラテジストによる提案を受けて、情報システム又は組込みシステムの開発に必要となる要件を定義し、それを実現するためのアーキテクチャを設計し、情報システムについては開発を主導する者

出典:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/sa.html

また、役割と業務につきましては次のようになっています。

情報システム戦略を具体化するための情報システムの構造の設計や、開発に必要となる要件の定義、システム方式の設計及び情報システムを開発する業務に従事し、次の役割を主導的に果たすとともに、下位者を指導する。

出典:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/sa.html

応用情報技術者を取得してから合格した年度を含む2年以内であれば、システムアーキテクト試験の午前Ⅰを免除することができます。
他にも、高度情報技術者試験において実施される午前Iに基準点以上とってから2年以内であれば、システムアーキテクト試験の午前Ⅰを免除することができます。
詳しくは下記をご参考にしてください。

試験時期
10月第3日曜日

受験料
5700円(税込み)

試験時間
午前Ⅰ:9:30~10:20 (50分間)
午前Ⅱ:10:50~11:30 (40分間)
午後Ⅰ:12:30~14:00 (90分間)
午後Ⅱ:14:30~16:30 (120分間)

問題形式
午前I
四肢択一式(マークシート使用)で30問出題され全問解答。
満点の60%を基準点とし、基準点以上で午前I試験通過となる。
基準点に達しなかった場合は不合格で、午前II・午後I・午後IIは採点されない。

午前II
四肢択一式(マークシート使用)で25問出題され全問解答。
満点の60%を基準点とし、基準点以上で午前II試験通過となる。
基準点に達しなかった場合は不合格で、午後I・午後IIは採点されない。

午後I
記述の中規模の問題が4題出題され、2題を選択して解答。
満点の60%を基準点とし、基準点以上で午後I試験通過となる。
基準点に達しなかった場合は不合格で、午後IIは採点されない。

午後II
論文課題形式で3題出題され1題を選択して解答。
業務経験を踏まえて小論文(2200字以上3600字以下)で論述する。
A,B,C,Dのランクで採点され、Aランクで最終的に合格となる。Aランク以外の場合は不合格。

科目免除
下記の条件を満たせば2年間、午前Iの科目免除が受けられる。
応用情報技術者試験に合格すること。
いずれかの高度情報処理技術者試験に合格すること。
いずれかの高度情報処理技術者試験の午前Iに基準点以上を得ること。

出願時期
[10月第3日曜日]
願書受付開始:7月上旬(試験の3カ月前から)
願書受付終了:8月中旬(試験の2カ月前まで)

7.エンベデッドシステムスペシャリスト試験

エンベデッドシステムスペシャリスト試験

エンベデッドシステムスペシャリスト試験は、自動車、家電、モバイル機器などに搭載する組込みシステムを、ハードウェアとソフトウェアを適切に組み合わせて構築し、求められる機能・性能・品質・セキュリティなどを実現できる組込みエンジニアを目指す方に最適な資格となっております。

この試験に合格したからといって年収アップが期待できるわけではありませんが、「エンベデッドシステムスペシャリストの資格を持っている方優遇!」などの求人もあるそうです。
さらに高度情報技術者試験に共通することですが合格率も低いため、合格率の低さと資格の概要を見た人事が評価してくれる可能性があります。

そんなエンベデッドシステムスペシャリスト試験ですが、応募者数を見たところIPAの資格の中で一番少ないですね。

エンベデッドシステムスペシャリスト試験における対象者は以下の通りです。

高度IT人材として確立した専門分野をもち、組込みシステム開発に関係する広い知識や技能を活用し、最適な組込みシステム開発基盤の構築や組込みシステムの設計・構築・製造を主導的に行う者

出典:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/es.html

また、役割と業務につきましては次のようになっています。
組込みシステムに関するハードウェアとソフトウェアの要求仕様に基づき、組込みシステムの開発工程において、開発・実装・テストを実施する業務に従事し、次の役割を主導的に果たすとともに、下位者を指導する。
出典:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/es.html

応用情報技術者を取得してから合格した年度を含む2年以内であれば、エンベデッドシステムスペシャリスト試験の午前Ⅰを免除することができます。
他にも、高度情報技術者試験において実施される午前Iに基準点以上とってから2年以内であれば、エンベデッドシステムスペシャリスト試験の午前Ⅰを免除することができます。
詳しくは下記をご参考にしてください。

試験時期
4月第3日曜日

受験料
5,700円(税込み)

試験時間
午前Ⅰ:9:30~10:20 (50分間)
午前Ⅱ:10:50~11:30 (40分間)
午後Ⅰ:12:30~14:00 (90分間)
午後Ⅱ:14:30~16:30 (120分間)

問題形式
午前I
四肢択一式(マークシート使用)で30問出題され全問解答。
満点の60%を基準点とし、基準点以上で午前I試験通過となる。
基準点に達しなかった場合は不合格で、午前II・午後I・午後IIは採点されない。

午前II
四肢択一式(マークシート使用)で25問出題され全問解答。
満点の60%を基準点とし、基準点以上で午前II試験通過となる。
基準点に達しなかった場合は不合格で、午後I・午後IIは採点されない。

午後I
中規模の文章題が3問出題され、問1は必須、問2・問3から1問を選択し計2問解答。
満点の60%を基準点とし、基準点以上で午後I試験通過となる。
基準点に達しなかった場合は不合格で、午後IIは採点されない。

午後II
大規模の事例解析問題が2問出題されいずれか1問を選択し解答。
満点の60%を基準点とし、基準点以上で合格となる。

科目免除
下記の条件を満たせば2年間、午前Iの科目免除が受けられる。
応用情報技術者試験に合格すること。
いずれかの高度情報処理技術者試験に合格すること。
いずれかの高度情報処理技術者試験の午前Iに基準点以上を得ること。

出願時期
[4月第3日曜日]
願書受付開始:1月上旬(試験の3カ月前から)
願書受付終了:2月中旬(試験の2カ月前まで)

8.データベーススペシャリスト試験

データベーススペシャリスト試験

このデータベーススペシャリスト試験は、データベース管理者やインフラ系エンジニアを目指す方に最適な資格となっております。

データベースと会計の知識はずっと役に立ちます。
特に今はビックデータの時代になりつつあるので需要が高いです。

データベーススペシャリスト試験における対象者は以下の通りです。

高度IT人材として確立した専門分野をもち、データベースに関係する固有技術を活用し、最適な情報システム基盤の企画・要件定義・開発・運用・保守において中心的な役割を果たすとともに、固有技術の専門家として、情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援を行う者

出典:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/db.html

また、役割と業務につきましては次のようになっています。

データ資源及びデータベースを企画・要件定義・開発・運用・保守する業務に従事し、次の役割を主導的に果たすとともに、下位者を指導する。

出典:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/db.html

応用情報技術者を取得してから合格した年度を含む2年以内であれば、データベーススペシャリスト試験の午前Ⅰを免除することができます。
他にも、高度情報技術者試験において実施される午前Iに基準点以上とってから2年以内であれば、データベーススペシャリスト試験の午前Ⅰを免除することができます。
詳しくは下記をご参考にしてください。

試験時期
4月第3日曜日

受験料
5,700円(税込み)

試験時間
午前Ⅰ:9:30~10:20 (50分間)
午前Ⅱ:10:50~11:30 (40分間)
午後Ⅰ:12:30~14:00 (90分間)
午後Ⅱ:14:30~16:30 (120分間)

問題形式
午前I
四肢択一式(マークシート使用)で30問出題され全問解答。
満点の60%を基準点とし、基準点以上で午前I試験通過となる。
基準点に達しなかった場合は不合格で、午前II・午後I・午後IIは採点されない。

午前II
四肢択一式(マークシート使用)で25問出題され全問解答。
満点の60%を基準点とし、基準点以上で午前II試験通過となる。
基準点に達しなかった場合は不合格で、午後I・午後IIは採点されない。

午後I
中規模の問題が3問出題され、2問を選択して解答。
満点の60%を基準点とし、基準点以上で午後I試験通過となる。
基準点に達しなかった場合は不合格で、午後IIは採点されない。

午後II
事例解析問題が2問出題され1問を選択して解答する。
満点の60%を基準点とし、基準点以上で合格となる。

科目免除
下記の条件を満たせば2年間、午前Iの科目免除が受けられる。
応用情報技術者試験に合格すること。
いずれかの高度情報処理技術者試験に合格すること。
いずれかの高度情報処理技術者試験の午前Iに基準点以上を得ること。

出願時期
[4月第3日曜日]
願書受付開始:1月上旬(試験の3カ月前から)
願書受付終了:2月中旬(試験の2カ月前まで)

9.ネットワークスペシャリスト試験

ネットワークスペシャリスト試験

ネットワークスペシャリスト試験はネットワーク関係の業務に関わっている方はもちろん、ネットワークの固有技術からサービス動向まで幅広く精通し、規模かつ堅牢なネットワークシステムを構築し運用できるネットワークエンジニアやインフラ系エンジニアを目指す方におすすめの資格です。

ネットワーク技術はもはやIT社会の基盤の一部なので、取得しておくと仕事に困ることはないでしょう。

ネットワークスペシャリスト試験の対象者は以下の通りです。

高度IT人材として確立した専門分野をもち、ネットワークに関係する固有技術を活用し、最適な情報システム基盤の企画・要件定義・開発・運用・保守において中心的な役割を果たすとともに、固有技術の専門家として、情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援を行う者

出典:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/nw.html

また、役割と業務につきましては次のようになっています。

ネットワークシステムを企画・要件定義・開発・運用・保守する業務に従事し、次の役割を主導的に果たすとともに、下位者を指導する。

出典:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/nw.html

ネットワークスペシャリスト試験は高度情報技術者試験の中でも一番難易度が低いと言われています。(それでも合格率は15パーセント程度ですが…)

応用情報技術者を取得してから合格した年度を含む2年以内であれば、ネットワークスペシャリスト試験の午前Ⅰを免除することができます。
他にも、高度情報技術者試験において実施される午前Iに基準点以上とってから2年以内であれば、ネットワークスペシャリスト試験の午前Ⅰを免除することができます。
詳しくは下記をご参考にしてください。

試験時期
10月第3日曜日

受験料
5,700円(税込み)

試験時間
午前Ⅰ:9:30~10:20 (50分間)
午前Ⅱ:10:50~11:30 (40分間)
午後Ⅰ:12:30~14:00 (90分間)
午後Ⅱ:14:30~16:30 (120分間)

問題形式
午前I
四肢択一式(マークシート使用)で30問出題され全問解答。
満点の60%を基準点とし、基準点以上で午前I試験通過となる。
基準点に達しなかった場合は不合格で、午前II・午後I・午後IIは採点されない。

午前II
四肢択一式(マークシート使用)で25問出題され全問解答。
満点の60%を基準点とし、基準点以上で午前II試験通過となる。
基準点に達しなかった場合は不合格で、午後I・午後IIは採点されない。

午後I
中規模の問題が3問出題され、2問を選択して解答。
満点の60%を基準点とし、基準点以上で午後I試験通過となる。
基準点に達しなかった場合は不合格で、午後IIは採点されない。

午後II
事例解析問題が2問出題され、1問を選択して解答。
満点の60%を基準点とし、基準点以上で最終的に合格。

科目免除
下記の条件を満たせば2年間、午前Iの科目免除が受けられる。
応用情報技術者試験に合格すること。
いずれかの高度情報処理技術者試験に合格すること。
いずれかの高度情報処理技術者試験の午前Iに基準点以上を得ること。

出願時期
[10月第3日曜日]
願書受付開始:7月上旬(試験の3カ月前から)
願書受付終了:8月中旬(試験の2カ月前まで)

10.ITサービスマネージャ試験

ITサービスマネージャ試験

ITサービスマネージャとは、顧客ニーズを踏まえ、日々の継続的改善を通じて高品質なITサービスを最適なコストで安定的に提供し、IT投資効果を最大化する役割を担います。

ITサービスマネージャをはじめとした運用管理者の立場を知りたい方にはおすすめの試験です。

なお、ITサービスマネージャ試験は実務経験がある人に向けた資格です。
実務経験がないのに取得しても評価の対象とはなりにくいです。

ITサービスマネージャ試験における対象者は以下の通りです。

高度IT人材として確立した専門分野をもち、情報システム全体について、安定稼働を確保し、障害発生時においては被害の最小化を図るとともに、継続的な改善、品質管理など、安全性と信頼性の高いサービスの提供を行う者

出典:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/sm.html

また、役割と業務につきましては次のようになっています。

ITサービスの品質とコスト効率の継続的な向上を目的としてITサービスをマネジメントする業務に従事し、次の役割を主導的に果たすとともに、下位者を指導する。

出典:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/sm.html

応用情報技術者を取得してから合格した年度を含む2年以内であれば、ITサービスマネージャ試験の午前Ⅰを免除することができます。
他にも、高度情報技術者試験において実施される午前Iに基準点以上とってから2年以内であれば、ITサービスマネージャ試験の午前Ⅰを免除することができます。
詳しくは下記をご参考にしてください。

試験時期
10月第3日曜日

受験料
5,700円(税込み)

試験時間
午前Ⅰ:9:30~10:20 (50分間)
午前Ⅱ:10:50~11:30 (40分間)
午後Ⅰ:12:30~14:00 (90分間)
午後Ⅱ:14:30~16:30 (120分間)

問題形式
午前I
四肢択一式(マークシート使用)で30問出題され全問解答。
満点の60%を基準点とし、基準点以上で午前I試験通過となる。
基準点に達しなかった場合は不合格で、午前II・午後I・午後IIは採点されない。

午前II
四肢択一式(マークシート使用)で25問出題され全問解答。
満点の60%を基準点とし、基準点以上で午前II試験通過となる。
基準点に達しなかった場合は不合格で、午後I・午後IIは採点されない。

午後I
記述式で、3問のうちから2問を選択して回答。
満点の60%を基準点とし、基準点以上で午後I試験通過となる。
基準点に達しなかった場合は不合格で、午後IIは採点されない。

午後II
論述式で、2問のうちから1問を選択して回答。
自身の経験に基づき小論文(2200字以上3600字以下)を記述。
採点はA,B,C,Dの4段階で評価され、Aのみ最終的に合格となる。

科目免除
下記の条件を満たせば2年間、午前Iの科目免除が受けられる。
応用情報技術者試験に合格すること。
いずれかの高度情報処理技術者試験に合格すること。
いずれかの高度情報処理技術者試験の午前Iに基準点以上を得ること。

出願時期
[10月第3日曜日]
願書受付開始:7月上旬(試験の3カ月前から)
願書受付終了:8月中旬(試験の2カ月前まで)

11.情報処理安全確保支援士試験

情報処理安全確保支援士試験

情報処理安全確保支援士試験に合格することで、サイバーセキュリティに関する実践的な知識や技能を有することが証明できます。

2017年の4月から情報セキュリティスペシャリスト試験から情報処理安全確保支援士試験に名前が変わったそうです。

情報処理安全確保支援士試験の出題内容・範囲は、これまでの情報セキュリティスペシャリスト試験(SC)と変わりません。

情報処理安全確保支援士試験における対象者は以下の通りです。

サイバーセキュリティに関する専門的な知識・技能を活用して企業や組織における安全な情報システムの企画・設計・開発・運用を支援し,また,サイバーセキュリティ対策の調査・分析・評価を行い,その結果に基づき必要な指導・助言を行う者

出典:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/sg.html

また、役割と業務につきましては次のようになっています。

セキュリティ機能の企画・要件定義・開発・運用・保守を推進又は支援する業務、若しくはセキュアな情報システム基盤を整備する業務に従事し、次の役割を主導的に果たすとともに、下位者を指導する。

出典:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/sg.html

応用情報技術者を取得してから合格した年度を含む2年以内であれば、情報処理安全確保支援士試験の午前Ⅰを免除することができます。

他にも、高度情報技術者試験において実施される午前Iに基準点以上とってから2年以内であれば、情報処理安全確保支援士試験の午前Ⅰを免除することができます。
詳しくは下記をご参考にしてください。

試験時期
4月第3日曜日
10月第3日曜日

受験料
5,700円(税込み)

試験時間
午前Ⅰ:9:30~10:20 (50分間)
午前Ⅱ:10:50~11:30 (40分間)
午後Ⅰ:12:30~14:00 (90分間)
午後Ⅱ:14:30~16:30 (120分間)

問題形式
午前I
四肢択一式(マークシート使用)で30問出題され全問解答。
満点の60%を基準点とし、基準点以上で午前I試験通過となる。
基準点に達しなかった場合は不合格で、午前II・午後I・午後IIは採点されない。

午前II
四肢択一式(マークシート使用)で25問出題され全問解答。
満点の60%を基準点とし、基準点以上で午前II試験通過となる。
基準点に達しなかった場合は不合格で、午後I・午後IIは採点されない。

午後I
中規模の問題が3問出題され、2問を選択して解答する。
満点の60%を基準点とし、基準点以上で午後I試験通過となる。
基準点に達しなかった場合は不合格で、午後IIは採点されない。

午後II
事例解析問題が2問出題され、1問を選択して解答する。
満点の60%を基準点とし、基準点以上で最終的に合格。

科目免除
下記の条件を満たせば2年間、午前Iの科目免除が受けられる。
応用情報技術者試験に合格すること。
いずれかの高度情報処理技術者試験に合格すること。
いずれかの高度情報処理技術者試験の午前Iに基準点以上を得ること。

出願時期
[4月第3日曜日]
願書受付開始:1月上旬(試験の3カ月前から)
願書受付終了:2月中旬(試験の2カ月前まで)
[10月第3日曜日]
願書受付開始:7月上旬(試験の3カ月前から)
願書受付終了:8月中旬(試験の2カ月前まで)

12.ITストラテジスト試験

ITストラテジスト試験

「ストラテジスト」とは「戦略家」や「策士」を表す言葉であり、その名の通り経営戦略に基づきIT戦略を考える役割を担うのがITストラテジストです。
コンサルの仕事と非常に似てますね。

実際の現場ではITストラテジストの方はちょっと変わっている人が多いらしいです。

その人材要件から、受験者の平均年齢が高く、受験者の平均年齢がおよそ40歳となっております。

しかし実務経験を積んだ人しか受からない試験ではなく、20代の人もITストラテジスト試験に合格しているようです。

ITストラテジスト試験における対象者は以下の通りです。

高度IT人材として確立した専門分野をもち、企業の経営戦略に基づいて、ビジネスモデルや企業活動における特定のプロセスについて、情報技術を活用して改革・高度化・最適化するための基本戦略を策定・提案・推進する者。また、組込みシステムの企画及び開発を統括し、新たな価値を実現するための基本戦略を策定・提案・推進する者

出典:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/st.html

また、役割と業務につきましては次のようになっています。

情報技術を活用した事業革新、業務改革、革新的製品・サービス開発を企画・推進又は支援する業務に従事し、次の役割を主導的に果たすとともに、下位者を指導する。

出典:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/st.html

ITストラテジスト試験は高度情報技術者試験の中でも一番難易度が高いとされています。

応用情報技術者を取得してから合格した年度を含む2年以内であれば、ITストラテジスト試験の午前Ⅰを免除することができます。
他にも、高度情報技術者試験において実施される午前Iに基準点以上とってから2年以内であれば、ITストラテジスト試験の午前Ⅰを免除することができます。
詳しくは下記をご参考にしてください。

試験時期
10月第3日曜日

受験料
5,700円(税込み)

試験時間
午前Ⅰ:9:30~10:20 (50分間)
午前Ⅱ:10:50~11:30 (40分間)
午後Ⅰ:12:30~14:00 (90分間)
午後Ⅱ:14:30~16:30 (120分間)

問題形式
午前I
四肢択一式(マークシート使用)で30問出題され全問解答。
満点の60%を基準点とし、基準点以上で午前I試験通過となる。
基準点に達しなかった場合は不合格で、午前II・午後I・午後IIは採点されない。

午前II
四肢択一式(マークシート使用)で25問出題され全問解答。
満点の60%を基準点とし、基準点以上で午前II試験通過となる。
基準点に達しなかった場合は不合格で、午後I・午後IIは採点されない。

午後I
記述式で4題出題され2題を選択して解答。
満点の60%を基準点とし、基準点以上で午後I試験通過となる。
基準点に達しなかった場合は不合格で、午後IIは採点されない。

午後II
論文課題形式で3題出題され1題を選択して解答。
課題について実務体験をもとに概ね2000~3000文字程度で論述する。
A,B,C,Dのランクで採点され、Aランクで最終的に合格となる。Aランク以外の場合は不合格。

科目免除
下記の条件を満たせば2年間、午前Iの科目免除が受けられる。
応用情報技術者試験に合格すること。
いずれかの高度情報処理技術者試験に合格すること。
いずれかの高度情報処理技術者試験の午前Iに基準点以上を得ること。

出願時期
[10月第3日曜日]
願書受付開始:7月上旬(試験の3カ月前から)
願書受付終了:8月中旬(試験の2カ月前まで)

13.システム監査技術者試験

システム監査技術者試験

システム監査技術者とは、高度IT人材として確立した専門分野をもつだけでなく、被監査対象から独立した立場で情報システムや組込みシステムに関するリスク及びコントロールを総合的に点検、評価し、監査結果をトップマネジメントなどに報告し、改善などを行う人のことを言います。

システム監査技術者は、情報処理関連企業やコンピュータメーカーなどに勤務し、システム監査を担当する部署で働く人の割合が多いようですが、コンサルティング会社に勤務する人もいます。

実はシステム監査技術者は公認会計士試験や税理士試験と比べ、難易度が高いわりに合格しても実利的なメリットが少ないです。

そのため、認知度が低く、応募者も少なくなっています。

システム監査技術者試験における対象者は以下の通りです。

高度IT人材として確立した専門分野をもち、被監査対象から独立した立場で、情報システムや組込みシステムに関するリスク及びコントロールを総合的に点検、評価し、監査結果をトップマネジメントなどに報告し、改善を勧告する者

出典:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/au.html

また、役割と業務につきましては次のようになっています。

被監査対象から独立した立場で、情報システムや組込みシステムを監査する業務に従事し、次の役割を主導的に果たすとともに、下位者を指導する。

出典:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/au.html

応用情報技術者を取得してから合格した年度を含む2年以内であれば、システム監査技術者試験の午前Ⅰを免除することができます。
他にも、高度情報技術者試験において実施される午前Iに基準点以上とってから2年以内であれば、システム監査技術者試験の午前Ⅰを免除することができます。
詳しくは下記をご参考にしてください。

試験時期
4月第3日曜日

受験料
5,700円(税込み)

試験時間
午前Ⅰ:9:30~10:20 (50分間)
午前Ⅱ:10:50~11:30 (40分間)
午後Ⅰ:12:30~14:00 (90分間)
午後Ⅱ:14:30~16:30 (120分間)

問題形式
午前I
四肢択一式(マークシート使用)で30問出題され全問解答。
満点の60%を基準点とし、基準点以上で午前I試験通過となる。
基準点に達しなかった場合は不合格で、午前II・午後I・午後IIは採点されない。

午前II
四肢択一式(マークシート使用)で25問出題され全問解答。
満点の60%を基準点とし、基準点以上で午前II試験通過となる。
基準点に達しなかった場合は不合格で、午後I・午後IIは採点されない。

午後I
いくつかの小問からなる問題(大問)が3問出題。うち2問を選択して解答。
満点の60%を基準点とし、基準点以上で午後I試験通過となる。
基準点に達しなかった場合は不合格で、午後IIは採点されない。

午後II
2つのテーマから1つを選んで、業務経験を踏まえて小論文(2200字以上4000字以下)を記述。
満点の60%を基準点とし、基準点以上で合格となる。

科目免除
下記の条件を満たせば2年間、午前Iの科目免除が受けられる。
応用情報技術者試験に合格すること。
いずれかの高度情報処理技術者試験に合格すること。
いずれかの高度情報処理技術者試験の午前Iに基準点以上を得ること。

出願時期
[4月第3日曜日]
願書受付開始:1月上旬(試験の3カ月前から)
願書受付終了:2月中旬(試験の2カ月前まで)

14.終わりに

今回はIPA(情報処理技術者試験)が提供するIT系の資格の種類についてご紹介いたしました。

長くなりましたが、IPAが提供する資格は価値が高いです。
資格を取得しておくことで転職や就職で非常に有利になるでしょう。

どれも勉強する価値がある資格なので、情報系の知識を身につけたい方はIPAの資格勉強をしておけば間違いないです。

ITエンジニアにおすすめの資格はこちらに書きました。
ITエンジニアにおすすめの資格3選

IT業界においての資格の価値についてはこちらの記事にまとめましたのでよろしければぜひご一読ください。
IT業界の資格の位置付けとは?

※ご紹介している参考書、問題集のバージョンは執筆当時のものです。
新しいバージョンの参考書、問題集が発行されていないか今一度Amazon等でご確認ください。

私が今までに取得した資格の一覧はこちらになります。
取得済資格一覧

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Posted by ちこ