旬のPHP技術者認定試験とは?
近年ではWeb業界が発達し、PHPの需要がどんどん高まっています。
今後サーバーサイドでの仕事が増えることが予想されるので、このPHP技術者認定試験はとっておいて損はない資格です。
PHP技術者認定試験は初級/準上級・上級/ウィザードと難易度が分かれています。
このPHP技術者認定試験を受ける場合、プロメトリック社を通して試験の予約をすることになりますが、会場が空いてさえいればいつでも受験することができます。
ただし、試験当日から最短で一週間程度前でないと試験の予約ができません。
1.初級試験
初級試験は、PHPプログラミングの基本知識を問う試験に位置付けられているそうです。
主に学生やWebデザイナー、新人プログラマーを対象としています。
PHP技術者認定機構では、独学者の合格率を75%、認定スクール受講生の合格率を85%の難易度に設定しているため、きちんと勉強すればプログラミング初心者でも受かる資格となっています。
なお、PHP技術者認定試験初級の合格体験記につきましてはこちらにまとめております。
PHP技術者認定初級合格体験記
受験料
12960円(税込み)
試験時間
60分
問題数
40問(選択問題)
合格基準
70%
2.上級・準上級試験
上級・準上級試験は、PHP知識に加えて実用的なプログラミングテクニックを問う問題が出題されます。
こちらは主に3年程度の実務経験を有するPHPエンジニアを対象としています。
上級・準上級の二種類がありますが、どちらも上級試験の合格点で判定されます。
7割以上の正答率だと上級試験合格が認められますが、5割以上7割未満の点数を取得すると準上級試験合格が認定されるようです。
ネットの声を見れば分かるかと思いますが、結構難易度が高いです。
また、出典は知恵袋ですが、PHPの資格を提供している団体の関係者と見られる方がこのようなコメントを残しています。
上級試験は未経験者が独学で合格できる最高難易度に設定しています。未経験者でもこの上級試験さえ合格できれば、仕事に困らないような資格を作りたかったから、この難易度にしました。
(中略)
もし、ものすごく、勉強されて上級試験に合格されて、それでも仕事がないようでしたら、いつでもWebページから相談ください。
出典:https://oshiete.goo.ne.jp/qa/7619710.html
大変心強いコメントですね。
この上級試験に合格すれば、PHPの仕事に困ることはなさそうです。
受験料
16200(税込み)
試験時間
120分
問題数
60問(選択問題)
合格基準
上級 :70%
準上級:50%以上70%未満
3.認定ウィザード試験
PHPの認定ウィザード試験は、PHPの発展に貢献できる知識と発想力を持つことを認定するPHP5技術者認定試験の最上位資格です。
4000文字以上の論文やコードを匿名で公開したものをPHP技術者認定機構関係者とPHP技術者認定試験合格者の投票によって、上位得票者で基準を満たした者にをウィザードが認定されます。
詳細な受験条件はこちらの公式ページを参照してください。
認定ウィザード試験応募要項
なお、上級試験に合格してから2年以内でないと認定ウィザード試験は受けられないそうです。
2012年にこの認定ウィザードが誕生したっぽいですが、2012年度は応募1で合格なし、2013年度は応募2で合格なし、2014年度は存在せず、2015年度で初めて認定ウィザードが誕生しています。
謎な資格ですね。
4.終わりに
今回はPHP技術者認定試験の種類や出題形式を紹介いたしました。
とはいえ、このPHPの資格は最上位の認定ウィザードが現状1人しかいないことから分かる通り、まだまだ認知度が低いです。
どうなるかはまだ分かりませんが、今後PHPの仕事が増えるにつれて、PHPの資格の価値が高まっていくことが予想されます。
少なくとも上級資格さえあれば仕事がないとうことはなさそうです。
純粋なPHPエンジニアに限らず、学生やWebデザイナーの方も持っていて損はない資格なので、是非とも挑戦したいところですね。
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