プログラマーなら取っておくべきOracle Javaの資格とは?

2019年6月25日

Javaの資格にはオラクル社が提供するものとサーティファイが提供するものの二種類があります。

特にオラクル社が提供するJavaの資格は、Javaの開発元がオラクル社ということもあり、資格としての価値は高いです。

オラクル社が提供するJavaの資格は、次の図のように難易度が低い順からBronze、Silver、Goldと三種類あります。

出典:https://www.oracle.com/jp/education/certification/jse8-2489021-ja.html

Oracle Javaの試験の特徴として、試験会場が空いていて試験の前日までであればいつでも受験の申し込みができます。
試験会場は基本的に平日、休日問わず試験を実施しているところが多く、詳しくは分からないので確かなことは言えませんが、都会に住んでいる方ならお盆や正月でない限りいつでも受験することができます。

Oracle認定資格の受験方法につきましてはこちらの記事にまとめております。
Oracle認定資格の受験方法

さらに、申し込み時の注意点はこちらにまとめました。
Oracle認定試験を申し込むときの注意点とは?

2017年8月現在、Oracle Java SE 7とOracle Java SE 8の二種類がありますが、数字が大きい方が最新で、Oracle Java SE 7よりもOracle Java SE 8の方が新しい資格です。
特に理由がなければ最新のOracle Java SE 8を受けた方が良いでしょう。

受験時の注意点はこちらにまとめました。
Oracle認定試験受験当日の持ち物や注意したい点とは?

また、オラクル社が提供する資格はベンダ資格ということもあり、Bronzeの受験料が14688円(税込み)、SilverとGoldの受験料がそれぞれ28728円(税込み)と非常に高いです。
受験料が高いので、一回で合格する力を十分身に着けてから受験に臨みたいところです。



1.Oracle Java Bronze

Oracle Java Bronze

Oracle Java Bronzeはオラクル社が提供するJavaの資格の中で一番難易度が低い資格です。

Bronzeの資格を持つことで、Java 言語を使用したオブジェクト指向プログラミングの基礎的な知識を有していることを証明できます。

しかしBronzeはSilverとほぼ難易度が変わらなく、資格を持っていてもそこまで評価されません。

Bronzeを受けずにいきなりSilverを受けることができるので、あまりBronzeを受ける意味はないと思います。

受験料
14688円(税込み)

試験時間
65分

出題数
60問

合格基準
60%

2.Oracle Java Silver

Oracle Java Silver

SilverはBronzeよりも上の資格です。

この資格を持つことで、Javaアプリケーション開発に必要とされる基本的なプログラミング知識を有し、上級者の指導のもとで開発作業を行うことができることを示せます。

Oracle Javaの最高峰の資格であるGoldを受けるためにはSilverの資格が必要なので、最終的にGoldを取りたい方はまずこのSilverから受験することになります。

やはりBronzeと同様資格としての価値はあまり高くないため、転職等で大きくアピールできるほどではないです。

こちらでOracle SE8 Silverの合格体験記をまとめたので、よろしければご一読ください。
Oracle SE8 Silver合格体験記

受験料
28728円(税込み)

試験時間
150分

出題数
77問

合格基準
65%

3.Oracle Java Gold

Oracle Java Gold

GoldはOracleが提供するJavaの中で最も難易度が高い資格です。

Goldを所有することでJavaにおいて設計者の意図を正しく理解して独力で機能実装が行えることを証明できます。

ここまで来ると資格としての効力は高く、Javaに精通していることをアピールできます。

しかし内容が専門的すぎるため、Javaの開発経験がないと資格勉強がほぼ暗記になってしまいます。

私はJavaの開発経験が研修期間しかない中この資格に挑戦して取得しましたが、焦ることはないと思います。
Javaの開発経験を重ねてから取っても十分遅くはないです。

こちらもおすすめの参考書等含めて体験記を書かせていただいたので、時間があれば見ていただけるとうれしいです。
Java SE 8 Gold合格体験記

受験料
28728円(税込み)

試験時間
150分

出題数
90問

合格基準
65%

4.終わりに

JavaをはじめOracle社が提供する資格は、IT従事者にとって人気が高いです。

Goldまで行けばJavaの知識を持っていることを周囲に認めさせることができ、転職において非常に有利です。

しかし実際の転職では、IT業界は資格よりも実務経験を重視するため、Goldの資格を持っていることだけでなくGoldを取るためにどんなことをしたのか、Goldの資格勉強で得た知識を利用してどのようなことができるのかを表現していった方が良いでしょう。

ITエンジニアにおすすめの資格はこちらに書きました。
ITエンジニアにおすすめの資格3選

IT業界においての資格の価値についてはこちらの記事にまとめましたのでよろしければぜひご一読ください。
IT業界の資格の位置付けとは?

私がおすすめする勉強法はこちらでご紹介してます。
おすすめ勉強法ベスト3

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Posted by ちこ