ゴッホ著「恋愛工学の教科書 科学的に証明された恋愛の理論」レビュー★★☆☆☆
今回はゴッホ著の「恋愛工学の教科書 科学的に証明された恋愛の理論」を読んだ感想についてご紹介いたします。
1.所感
噂の恋愛工学に関する本です。
少し前に大ブレイクしましたね。
実を言うと、この本が評する恋愛工学についての原著「ぼくは愛を証明しようと思う。」についてはまだ読んだことがありません。
あの手の本は書店に置いていないのが残念ですね。
似たジャンル(?)で「深爪流 役に立ちそうで立たない少し役に立つ話」も読んでみたいのですが、同じ書店に置いていないという理由で読めてないのが残念です。
さて、この「恋愛工学の教科書 科学的に証明された恋愛の理論」が取り上げている「恋愛工学」という分野はネットの情報を見る限りかなり悪評がついています。
何やら書いてある内容が気持ち悪いということらしいです。
実際に私が読んでみたところ、確かに内容が気持ち悪かったです。
男の私が読んでも気持ち悪いと思ったので、女性が読んだらさぞ余計に気持ち悪く感じることでしょう。
しかし、表面的な見方をするならば納得できる部分はあります。
男性目線から見るならば倫理的な気持ち悪さは確かにあるものの、いろいろなことに目を瞑って表面的な部分だけ取り上げているから気持ち悪いと感じてしまうという見方もとれそうです。
例えるならば中学校からマイナスの概念を学びますが、小学校の段階ではマイナスの概念はないと言い切っているようなものです。
マイナスの概念を知っている小学生にとっては、マイナスの概念がないと言い切られるのは気持ち悪く感じられることでしょう。
恋愛工学に関しては、本質的な部分はそこまで間違っていないものの、「女性とはこういう生き物だ」と言い切っているのが気持ち悪さを助長しているように思えます。
その「女性とはこういう生き物だ」という部分が的外れのように思えるから気持ち悪さを感じる部分もあるのではないでしょうか。
あくまで説明を分かりやすくするために、「女性とはこういう生き物だ」と定義づけられているのが気持ち悪さの元凶と思われます。
何やら難しく説明してしまいましたが、結論としてはこの恋愛工学に書いてある内容を鵜呑みにしない方が良いでしょう。
2.終わりに
今回はゴッホ著の「恋愛工学の教科書 科学的に証明された恋愛の理論」についての書評を書かせていただきました。
ちなみに深くは語りませんが、こういったジャンルの本に関しては「LOVE理論」がおすすめです。
LOVE理論
今まで読んだ本の中でトップレベルのおもしろさを誇る本でした。
こういったジャンルに興味がない方でもおすすめできます。
おすすめ度
★★☆☆☆
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