長期記憶と短期記憶の違いとは?エピソード記憶が有利!
記憶には短期記憶と長期記憶の二種類あることをご存知ですか?
短期記憶と長期記憶のそれぞれの特性を活かせば、効率よく知識を詰め込むことができます。
それでは、短期記憶と長期記憶のそれぞれの性質について見ていきましょう。
1.短期記憶と長期記憶の違いとは?
短期記憶と長期記憶の違いは、その名の通り記憶を保持できる期間が違います。
短期記憶の場合は、秒単位とか数十秒~数十分、30秒~数分程度とされるのに対し、それよりも長く保たれる記憶を長期記憶と言います。
たとえ数時間でも長期記憶となるので、短期記憶と長期記憶の明確な境界線はないそうです。
さらに、短期記憶と長期記憶では、情報が格納される脳の場所が異なり、短期記憶に格納された情報の一部が長期記憶に転送されます。
つまり、テストでは主に長時間記憶を保持できる長期記憶がカギとなるので、いかに長期記憶に知識をストックできるかが重要となります。
2.短期記憶とは?
短期記憶とは、一時的な記憶のことです。
相手の動きや表情なども短期記憶に保存されてます。
一般的に一回見たり聞いたりしただけで憶えることができる数字は7±2個までと言われています。
この法則をマジカルナンバー7と言います。
プレゼンなどでこのマジカルナンバー7は使われています。
箇条書きで伝えたい場合は、7つ以内が良いそうです。
多い数字を暗記する際は、チャンクに分けると記憶しやすくなります。
例えば、
3252891
という数字の羅列を覚えるとき、
3252 891
と分ければ覚えやすくなります。
長い英単語を覚えたいときとかに使えますね。
3.長期記憶とは?
一方、長期記憶とは、短期記憶よりも長く覚えることができ、大容量です。
本番の試験の際は長期記憶に頼ることになります。
長期記憶は基本的に消えることはないとされています。
以前まで覚えてたことを忘れてしまうときは、脳から記憶が消えているのではなく、脳から情報を検索ができない状態になっているかららしいです。
短期記憶に置かれた情報のうち、脳が覚えておくに値すると判断した情報のみが長期記憶に移動されます。
つまり、短期記憶で記憶したものはすぐに消滅してしまうため、いかに脳のジャッジをかいくぐり、長期記憶に移動させるかが肝となります。
短期記憶から長期記憶に移行させるためには、エピソード記憶が役に立ちます。
勉強したい内容について、例え話や内容に絡めたエピソードを交えると覚えやすくなります。
語呂合わせなどが代表的な例です。
4.終わりに
今回は長期記憶と短期記憶についてまとめました。
せっかく覚えてもすぐに忘れてしまえば、時間と労力が無駄になってしまいます。
うまくエピソード記憶を利用して、勉強した内容をずっと覚えていたいですね。
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