松たか子、岡田将生主演、中島哲也監督「告白」レビュー★★★☆☆
今回は松たか子、岡田将生主演、中島哲也監督の「告白」を観た感想についてご紹介いたします。
1.所感
湊かなえ小説を読んだことはありましたが、映画版の「告白」を観てみました。
あの小説の世界観を映画にするのは難しいのではないかと思っていましたが、恐ろしいほどにまとまっていて、映画として完成されています。
むしろ他の一般的な小説より映画っぽさがあったのかもしれません。
これを観て、小説版がむしろ映画向きだったことに気づかされました。
小説を読んだのは結構昔なのであまり覚えていませんが、一人称視点で会話などの文がほとんどなかった覚えがあります。
しかし映画では生徒たちの様子などが独特の世界観で撮られていましたね。
その世界観の表現はミュージックビデオを連想させます。
ミュージックビデオもこんな感じの世界観ですよね。
ミュージックビデオばりの表現の連続なのに、ここまで映画として完成させるのはすごいです。
Amazonのレビューを眺めてみましたが、えげつないほどの評価の数ですね。
350以上もの評価がついています。
しかも映画というジャンルは実際の評価や他の商品よりも評価が低く出るようなイメージでしたが、この「告白」に関してはアマゾンにおける評価の星の数も多いです。
この作品の完成度の高さが伺えます。
出演者の表現力もすごいですね。
それぞれの登場人物の役割や性格を事細かく演じています。
私が印象深かったのは岡田将生さんが演じるウェルテルでしょうか。
ウェルテルの無駄に熱く、憎める感じがよく出ています。
小説版でも映画版でも言えることですが、登場人物に人間らしさがあります。
むしろ人間らしさがありすぎて生々しいです。
特に少年法や高校生以下の学生が考えるような心理描写にリアルさがあります。
中高生という多感な時期には、このような極端な行動に走ってしまいがちですね。
この映画を観るのをおすすめしたいですが、結構内容はえぐいです。
ところどころ目をそむきたくなるような描写もあります。
意外と観るなら覚悟した方がいいかもしれませんね。
とくに共感力が高い方にとっては気分が悪くなってしまう可能性があるので注意が必要です。
2.終わりに
今回は松たか子、岡田将生主演、中島哲也監督の「告白」を観た感想についてお伝えいたしました。
映画の感想は語彙力が試されますね。
頭をめちゃくちゃ使います。
もう本当に言葉を絞り出して記事にしております。
おすすめ度
★★★★☆
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