野田彩子作「潜熱」レビュー★★★★☆マンガワンの看板作品が完結!先読みしてしまうおもしろさ
今回は野田彩子作「潜熱」を読んだ感想についてご紹介いたします。
1.所感
潜熱の最終回がついにマンガワンで来週公開されるようです。
なぜか知りませんけどSPライフ(先読みができるライフ)が急に10も配布されていたので思わず先読みしてしまいました。
なぜいきなり配布されたのでしょうか。
今のところホーム画面をさらっと見た限りイベントとかは別にやっていないようですが。
SPライフが急に配布されたことにより、知らないうちに課金してしまったのかと冷静さを失ってしまいました。
マンガワンでは購入履歴が見れないのが嫌ですね。
購入履歴があったとしても、少ないシンキングタイムではそこまでたどり着かなかったです。
前置きはここまでにしておきましょう。
この「潜熱」は正直私にとってレベルが高すぎました。
ぱっと読んだだけでは、この漫画のおもしろさや物語の深さにたどりつきません。
じっくり読んで初めて良さが分かり、鳥肌が立ちます。
私の場合は、マンガワンのコメントが1話単位で読めるのですが、それを読んで初めて物語の深さに気づかされました。
とにかく、物語が深いです。
登場人物の表情やコマ割り、登場人物の仕草やさりげない行動に深みが表れています。
この漫画をひたすら考察したらおもしろそうですね。
小説を読んでいるような気分です。
たぶんこの漫画家は小説を書かせたとしても、いっぱしの実力を発揮することでしょう。
アマゾンのレビューを眺めてみると、男性の読者はこの物語を否定的にとらえ、女性の読者はこの物語を肯定的にとらえているようです。
確かに表面的に見るならば、主人公の女性がヤクザであり一回り年上の男性に惹かれていくのはみっともなく映ってしまうのではないでしょうか。
ただし、もう少し主人公の女性から見るならば話は別です。
きちんと彼女なりの惹かれる理由があります。
やっぱりアバンチュールの方が恋愛は盛り上がるのでしょうか。
不倫の心理と一緒ですね。
まぁ私が男性であるせいか、こういった冒険のような恋や不倫には個人的にはあまり惹かれませんが。
とにかく、この「潜熱」は非常に読む価値があると私は思います。
今までにない作品ですね。
この「潜熱」の作者である野田彩子さんは他にも作品を書いているようですね。
今度他の作品も読んでみたいです。
2.終わりに
今回は野田彩子作「潜熱」を読んだ感想についてお伝えいたしました。
私はこういう系の漫画は結構好きです。
男の友達に言うとまったく共感されませんが。
かといって、女の友達にこういう「潜熱」のような作品が好きだと言うとそれはそれで引かれます。
難しいところですね。
おすすめ度
★★★★☆
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