リチャード・レスタック著古谷 美央翻訳「ビッグクエスチョンズ 脳と心」レビュー★★☆☆☆

2024年1月10日

今回はリチャード・レスタック著、サイモン・ブラックバーン編集、古谷 美央翻訳の「ビッグクエスチョンズ 脳と心 (THE BIG QUESTIONS)」を読んだ感想についてご紹介いたします。

ビッグクエスチョンズ 脳と心 (THE BIG QUESTIONS)



1.所感

今までビッグクエスチョンズシリーズの本は「数学」「物理」「宇宙」についての本を読みました。
THE BIG QUESTIONS Mathematics ビッグクエスチョンズ 数学
THE BIG QUESTIONS Physics ビッグクエスチョンズ 物理
THE BIG QUESTIONS Universe ビッグクエスチョンズ 宇宙

それらは私が理系であるせいか、とても理解しやすく、とてもためになるものであり完成度も高かったです。

しかしながらこのビッグクエスチョンズの「脳と心」関しては完成度が低いと言わざるを得ないクオリティでした。

まず、内容が頭に入ってきません。
内容が難解であることもありますが、文章の組み立てあまりうまくありません。
一文一文は理解できるものの、全体として組み合わせると何を言いたいのか非常にわかりづらいです。

詳しく調べてみると翻訳本であるようですね。
この本に関しては翻訳本ならではの読みづらさが表れてしまっています。
よく読んでみると内容がうっすら分かり、非常におもしろいことが書かれていることに気づきますが、注意深く読んでみないと理解できません。
もったいないですね。

それにしてもこのビッグクエスチョンシリーズの本懐かしいですね。
値段が高いんですよ、このシリーズ。

大学生の頃なけなしのバイト代をはたいてこの本を買った時の記憶を今でも鮮明に覚えています。
私の場合「数学」「物理」「宇宙」の3冊を一気に買ったので勇気が入りましたね。
「数学」「物理」を買うことは決めていたものの、「宇宙」を買うかどうかに30分くらい書店をさまよいながら迷っていました。
結局買いましたが。
懐かしいですね。

2.終わりに

今回はリチャード・レスタック著、サイモン・ブラックバーン編集、古谷 美央翻訳の「ビッグクエスチョンズ 脳と心 (THE BIG QUESTIONS)」についての書評を書かせていただきました。

過去に一度英語を極めて翻訳家という職業に就こうかと一瞬考えたことがあります。

しかし翻訳家ってあまり儲からないらしいですね。
知り合いの親が翻訳家なのですが、コネがあって初めてそこそこ儲かるものだと教えてくれました。
それ以外のコネのない翻訳家は苦戦を強いられているようです。

個人的に驚きだったのが、印税で恒常的に稼ぐよりもスポットの方が稼げるらしいです。
翻訳家で一発当てるのは運が絡むことはもちろん、結構難しいらしいですね。
翻訳家の場合、スポットの買取制の仕事の方が儲かるらしいですよ。

おすすめ度
★★☆☆☆

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Posted by ちこ