マイケル・フランゼーゼ著、花塚 恵翻訳「最強マフィアの仕事術」感想★★★☆☆
今回はマイケル・フランゼーゼ著、花塚 恵翻訳の「最強マフィアの仕事術」を読んだ感想についてご紹介いたします。
1.所感
書いてある本質的な部分はよくある自己啓発本と変わりません。
しかしマフィアの視点から見た、仕事に対する価値観がこの本で分かります。
マフィアの場合は、失敗したら命の心配をしなければならないという非常に厳しい世界で生きています。
いつ銃口を突き付けられるか分からない世界でマフィアは生きているのです。
そのため、仕事に対しても命がけで挑まなければなりません。
私たちの堅気の人間にとっては、「失敗すれば死ぬ」わけではないから気楽ですね。
もし私がマフィアの世界で仕事をしたりしたら軽くもう10回くらいは死んでそうです。
マフィアやヤクザの世界にもエンジニアだったりトレーダーはいます。
もちろんヤクザの世界のエンジニアも失敗すれば命が消される心配をしなければなりません。
給料は良さそうですけど、絶対やりたくないですね。
ITに疎い方は私たちエンジニアに無理難題をつきつける傾向があります。
もしヤクザの偉い方々がITに疎かったらどうなんでしょうか。
ヤクザに属するエンジニアは無理難題をつきつけられ、地獄を見ることになりそうです。
考えただけでゾッとする話ですね。
ヤクザに属するエンジニアと言えば、comicoで連載されている「モノクロラバーズ」を連想させられます。
あの作品はcomicoの中で私の中で一番おすすめしたい作品です。
モノクロラバーズに出てくるヤクザはポップな雰囲気ですね。
むしろ人格者であり、尊敬できる人物です。
現実の暴力団などもあんな感じだったら良いのですが。
2.終わりに
今回はマイケル・フランゼーゼ著、花塚 恵翻訳の「最強マフィアの仕事術」についての書評を書かせていただきました。
一時期死ぬ気でビジネスに臨もうとした時期がありました。
ちょうど半年強くらい前でしょうかね。
しかしビジネスに勢力を注ぐうちに、「私は一体何をやっているんだろう」と考えてしまいました。
大事なものは本当に命を削って金を稼ぐことなのかと疑問に思ってしまったのです。
時間をひたすら削ってビジネスにいそしむのも良いですが、本当に大切なものは家族だったり友人だったりだと思います。
金をひたすら稼いでも終わりはありません。
一定以上稼いでも、さらに上を目指すことになるだけです。
それにビジネスに一生懸命になっても結局成功できるかどうかは運によるものだと思います。
ビジネスに死ぬ気で取り組んだとしても、成功するのが早いか遅いかだけです。
それを考えると、大切なことを見失わずに自分のペースでビジネスに向き合っていきたいですね。
おすすめ度
★★★☆☆
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