宮本 慎也著「洞察力――弱者が強者に勝つ70の極意」読んだ感想★★★★☆
今回は宮本 慎也著の「洞察力――弱者が強者に勝つ70の極意」を読んだ感想についてご紹介いたします。
1.所感
この本は元プロ野球選手である宮本 慎也が執筆しています。
プロで活躍できるほどの野球の実力を持っている上に、ここまでの文章力を持っているのは本当にすごいと思います。
私もこんな風に多才になりたいですね。
この本は「洞察力」というテーマを元に、野球のエピソードを通して人生において大切なことをこれでもかというほどに教えてくれます。
その辺の自己啓発本より有用なのではないでしょうか。
私はどんなに文章力が高くても、自分で体験したこと、自分が考えていること以上の質の高い文章は書けないと思います。
その点、この宮本 慎也さんはプロ野球選手という誰もが羨むような、結果を出さなければすぐ戦力外通告を受けてしまう厳しい世界で生き抜いてきた分、宮本 慎也さんが書く文章は非常に説得力があります。
私のような若造が言うのもなんですが、のうのうと会社にしがみついて生きているサラリーマンが本当に多いと思います。
そのような方々を見下したり蔑んだりするわけではないですが、私はそのような生き方で歳をとっていきたいとは思いません。
印象深かったのは、プロ野球選手は個人事業主だと言う事実です。
確かに言われてみればその通りですね。
私もフリーランスという個人事業主なので、親近感と言いますか、他人事だとは思えない気持ちになりました。
フリーランスも一見のびのびと自分のやりたいことをひたすらやれている感はありますが、その実稼げなくなったら終わりです。
福利厚生もないので、病気やけがで働けなくなったら稼ぎがありません。
私はまだ若いこともあり貯金があまりないので、一時的に稼ぎが無くなるだけでも大災害です。
その場合アコムに行くしかなくなるでしょう。
やっぱり金を稼ぐことも大事ですが、それ以上に大切なのは健康です。
健康に気を付けながら、これからも頑張っていきたいと思います。
2.終わりに
今回は宮本 慎也著の「洞察力――弱者が強者に勝つ70の極意」についての書評を書かせていただきました。
力強い文章に引きずられるように読まされ、その内容に圧倒され続けましたが、その中でも私が取り上げたい言葉があります。
それは、「チャンスは平等でない」ということです。
一見チャンスは平等に与えられるように見えても、それは人の一生の中で一定の期待値的にチャンスが訪れていくからです。
反例を挙げるとするなら、生まれつき重い病気を持っている方はどんなチャンスを与えられ、どんな功績を残せばよいのでしょうか。
何かになりたくてもなれない、そんなもどかしさと思い病気を抱えながら一生を終えていくのを考えていると、今社畜を続けながらも比較的自由に生きられている私がとても幸せなことだと感じてしまいます。
私も訪れてきたチャンスを無駄にせず、感謝しながら日々生きながらえていけたらと思います。
おすすめ度
★★★★☆
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