Javaプログラミング能力認定試験の種類や難易度は?
Javaの資格にはオラクル社が提供する資格と、サーティファイが提供する資格の2種類あります。
今回はサーティファイが提供するJavaの資格についてご紹介いたします。
サーティファイが提供するJavaの資格は、3級、2級、1級の3段階の難易度に分かれています。
難易度については以下の基準になっております。
1級:オブジェクト指向に基づく分析・設計(UML)により業務システムの流れを把握し、変更仕様に従ってプログラムの保守ができる能力を有する。なおUMLの表記はユースケース図、シーケンス図、クラス図などの基本的な知識を有する。
2級:Javaに関する一般的な知識を有し、小規模なプログラム(アプリケーション、アプレット)が適切に書ける。オブジェクト指向についての一般的な概念を理解している。
3級:Javaに関する基本的な知識を有し、簡単なプログラムが書ける。
オブジェクト指向についての基本的な概念を理解している。
出典 :https://www.sikaku.gr.jp/js/jv/org/about/content/
Javaプログラミング能力認定試験は飛び級での受験が可能です。
なお、履歴書に記載する場合は3級では足りないらしく、2級以上が望ましいそうです。
今回はそんなJavaプログラミング能力認定試験の種類についてご紹介していきます。
3級は6月下旬、9月上旬、1月下旬と一年に3回に試験が執り行われますが、2級は6月下旬、1月下旬の2回、1級は6月下旬の1回しか試験が行われませんので注意が必要です。
1.Javaプログラミング能力認定試験3級
Javaプログラミング能力認定試験3級はJaveの特徴などの基本的な知識を習得したり、簡単なプログラムが作成できることを目的としています。
試験問題は選択問題式で、マークシートの筆記試験で行われます。
試験日
6月下旬、9月上旬、1月下旬
願書受付期間
試験日の3週間前まで
受験料
5100円(税込)
試験時間
60分
出題数
大問6問
合格基準
60%以上
合格発表日
試験日から1カ月後
2.Javaプログラミング能力認定試験2級
Javaプログラミング能力認定試験2級に合格することで、オブジェクト指向の一般的な概念を理解していて尚且つJavaの小規模なプログラムを適切に作成できる能力を証明することが出来ます。
試験問題は選択問題式で、マークシートの筆記試験で行われます。
試験日
6月下旬、1月下旬
願書受付期間
試験日の3週間前まで
受験料
6200円(税込)
試験時間
90分
出題数
大問7問
合格基準
60%以上
合格発表日
試験日から1カ月後
3.Javaプログラミング能力認定試験1級
Javaプログラミング能力認定試験1級に合格することで、オブジェクト指向による分析・設計(UML)を通して、業務システムの把握・変更仕様に従ったプログラム保守の能力を証明することができます。
Javaの3級や2級はマークシート形式でしたが、1級はパソコンを使った実技試験で行います。
試験内容としては、事前に公開されているテーマプログラム(2200行程度)に対する仕様変更、 仕様追加に対応したプログラム作成および変更仕様書の作成を行います。
1級の内容はどちらかと言うと「1からプログラムを組む」わけではなく、「あらかじめ組まれたコードを指示された通りに修正する」といった方が正しいです。
試験日
6月下旬
願書受付期間
試験日の3週間前まで
受験料
7600円(税込)
試験時間
150分
出題数
2問
合格基準
60%以上
合格発表日
試験日から1カ月後
4.終わりに
今回はJavaプログラミング能力認定試験の資格の種類についてご紹介いたしました。
プログラミング言語の中でもJavaは最も広く親しまれている言語です。
Javaを使った案件も多いですね。
移り変わりの激しいIT業界ですが、少なくとも今はJavaを極めれば仕事に困ることはないでしょう。
興味がお有りでしたら、Javaプログラミング能力認定試験に挑戦して知見を広めてみてはいかがでしょうか。
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