寝すぎによるリスクとは!?睡眠時間が長すぎると寿命が縮まる!?
仕事が休みの日は日々の疲れが溜まっているせいか、ついつい寝すぎてしまいますよね?
実は寝すぎると自分の時間が減るばかりか、病気になったり寿命を縮めてしまう原因になってしまうのです。
今回は寝すぎることによってどのようなデメリットが起こってしまうのかについてまとめました。
1.死亡率が上昇する
アメリカのがん協会がある調査を行いました。
30歳以上の成人100万人を対象に睡眠時間と死亡率の関係を調査したところ、もっとも死亡率が低かったのは睡眠時間が平均的な7~8時間のグループだったそうです。
睡眠時間が短いと死亡率が高くなることはもちろん、睡眠時間が長くなっても死亡率が増加してしまうそうです。
8時間以上の睡眠によって中性脂肪を増やし、善玉コレステロールを減らすことが研究によって分かっています。
眠りすぎによって、心疾患や脳血管疾患、糖尿病などのリスクを高めることになってしまうのです。
さらに1日に8時間以上寝ている人は、7時間程度の人と比較して、アルツハイマーのリスクが2倍になるという研究報告もあります。
長時間寝すぎるとデメリットだらけですね。
2.頭痛が起こる
これはみなさん経験があるのではないでしょうか?
寝ているときは脳がリラックスして緊張がゆるみ、脳の血管が拡がります。
しかし長時間寝すぎると拡がった血管が近くの神経などを刺激するため、頭痛が起こってしまうのです。
ちなみに寝過ぎた時の頭痛は緊張性頭痛や片頭痛と同じで薬局などで売っている頭痛鎮痛剤は効かないらしいです。
ロキソニンやバファリンのような一般的な鎮痛剤は炎症による痛みを抑えてくれるものであり、血管の拡張による痛みである緊張性頭痛や片頭痛には専用の頭痛薬が必要となります。
寝すぎたときによる頭痛を抑えるためには、痛む部分を指や手のひらで押さえたり、傷む部分を冷やしたりすると落ち着きます。
また、コーヒーや緑茶などに含まれるカフェインには血管収縮作用があるので、カフェインを含む飲み物を飲むと症状が楽になります。
3.うつ症状やだるさを感じる
日中に寝すぎると夜眠れなくなってしまうことってありますよね?
寝すぎて夜眠れなくなると、生活リズムが崩れ、うつの原因となってしまう可能性があります。
しかも長く眠り過ぎると脳の働きが鈍くなり、憂うつな気分に陥りやすくなってしまうそうです。
日中寝すぎると趣味などでリフレッシュする時間も減ってしまいますよね。
4.腰痛を引き起こす
長時間ベッドに横たわっていると、腰に大きな負担を与える危険性があります。
寝ている姿勢はなんと体重の40%の重さが腰にかかるそうです。
しかも眠り過ぎは腰痛を悪化させるだけでなく、血行不良も引き起こしてしまいます。
5.睡眠が浅くなる
私たちは睡眠中、浅い眠りであるレム睡眠と深い眠りであるノンレム睡眠を繰り返しています。
レム睡眠の占める時間はそれほど多くありませんが、睡眠時間が長ければ長いほど、浅い眠りであるレム睡眠の割合が大きくなってしまうのです。
眠りが浅いと睡眠時間が長い割に疲れがとれないだけでなく、自律神経が乱れる原因となってしまい、鬱を引き起こしてしまう可能性が高くなります。
6.終わりに
今回は寝すぎることによってどのようなデメリットが起こってしまうのかについてまとめてみました。
寝すぎると頭痛を引き起こすばかりか、糖尿病や鬱病などの重い病気にかかってしまう可能性が高くなってしまいます。
特に睡眠時間を長くすることで寿命が縮まってしまうのが嫌ですね。
睡眠時間が長くなるせいで自分の時間がなくなってしまうだけでなく、寿命が短くなることでも自分の時間がなくなってしまいます。
睡眠時間が長くても全然いいことないですね。
みなさんも睡眠時間をうまく調節して人生を満喫していきましょう。
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