休みの日に寝すぎてしまう原因とは?実は病気の可能性も!
休日だと寝すぎて頭が痛くなるなどの経験はありませんか?
一週間の疲れがたまっていると休日寝すぎてしまうことってありますよね?
実は別の記事でも書きましたが、寝すぎると脳に深刻なダメージを及ぼしてしまうのです。
過剰な睡眠時間を減らすことによって、趣味などのプライベートな時間も増えますよね。
今回は休日に寝すぎてしまう原因についていくつか挙げたいと思います。
1.ストレスの蓄積
ストレスがたまりすぎると、ストレスによる不安やイライラを解消するために脳内や内臓がフル稼働するため、休まる暇がありません。
そのため、普段通りの睡眠だけではストレスによるダメージや疲労を回復しきれなくなってしまうのです。
また、不安やイライラたまると交感神経が活発になり、寝つきが悪くなったり眠りが浅くなったりしてしまいます。
特に季節の変わり目や、気温の変化が激しかったりする日はストレスを感じやすいため気をつけたいですね。
2.加齢
40代を過ぎると老化の影響で体内時計が乱れがちになり、メラトニンと呼ばれる睡眠ホルモンが減少してしまいます。
その結果睡眠の質が低下してしまい、従来の睡眠時間だけでは疲労回復ができなくなってしまうのです。
加齢とともになかなか寝付けない日が多くなったり、夜中に目覚めてしまったりといった症状が出てきてしまいます。
3.カフェインの摂りすぎ
勉強や仕事のお供にカフェインは便利ですよね。
カフェインには興奮作用があるので作業は捗るものの、摂取しすぎると副作用として夜寝付けなくなるなどの症状が出てきてしまいます。
カフェインの効果はおよそ5時間~7時間持続します。
よってカフェインをとるときは寝る前の7時間前までにした方が良いでしょう。
4.睡眠不足の蓄積
心や身体は、ストレスや疲れが蓄積し、知らず知らずのうちに疲れがたまっていることがあります。
疲れがたまりすぎると、疲れを解消させるために十分な睡眠が必要となり、普段の睡眠時間では足りなくなってしまう場合があります。
特に平日は仕事が忙しかったりして緊張状態が続くため睡眠不足に気付きにくいです。
そんなときに週末が来ると気が緩んでたまった疲れがどっと出てしまい、休日に寝すぎてしまう原因になるのです。
5.糖尿病や鬱病にかかっている
糖尿病とは、インスリンの作用が十分でないためブドウ糖が有効に使われずに血糖値が高くなってしまう病気です。
脳にブドウ糖が十分に供給されなくなってしまうと脳が栄養不足に陥り、脳が栄養不足になることで強烈な眠気が生じてしまいます。
さらに鬱病になると睡眠時間が長くなる傾向があるので、特に睡眠時間が長くなる原因が思いつかなければ一度は糖尿病や鬱病を疑ってみましょう。
6.元々睡眠時間が長い体質である
一般的な人の睡眠時間は7時間半と言われていますが、中にはこれに当てはまらない人もいます。
通称ロングスリーパーといわれる人々は、毎日9時間以上の睡眠が必要だそうです。
ロングスリーパーかどうかは遺伝的な要因によって決まりますが、ある日突然ロングスリーパーになってしまうといった現象は起こりません。
逆に昔から睡眠時間が長い方は、ロングスリーパーの可能性があります。
ロングスリーパーは全人口の5パーセントから10パーセントと言われているそうです。
7.過眠症
過眠症というその名の通り過度に眠ってしまう病気があります。
過眠症には次の3種類があります。
ナルコレプシー
日中、10~20分程度の短い居眠りを1~数時間ごとに繰り返してしまう病気です。特発性過眠症(とくはつせい かみんしょう)
ナルコプレシーに似ていますが、居眠りの時間が長く、一度眠ると1時間以上目が覚めません。起きた後は頭痛や立ちくらみなどの不調が多いのも特徴。反復性過眠症(はんぷくせい かみんしょう)
夜の睡眠がとにかく長く、18時間~20時間も寝てしまう病気です。食事やトイレ以外はずっと寝ている状態です。上の二つに比べるとかなり珍しい病気です。
出典:https://kisha-poppou.com/
これらは共通して十分な睡眠をとったにもかかわらず、昼間も眠気が取れないという症状が現れます。
過眠症の特徴に当てはまる方は一度睡眠の専門医に相談してみてください。
8.終わりに
今回は休日に寝すぎてしまう原因について言及させていただきました。
やはり私もストレスがたまっていたり体調が悪かったりすると睡眠時間が長くなってしまう傾向があります。
睡眠時間が長くなってしまうとその分プライベートな時間が減ってしまうのでもったいないですよね?
みなさんも睡眠時間が長くなる原因をうまく潰して、休日を満喫できるようにしましょう!
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