カフェインのデメリットとは?飲みすぎには注意!
前回はカフェインのメリットをご紹介しました。
カフェインってメリットがたくさんあっていいですよね。
でも実は、カフェインにはメリットと同じくらいデメリットがあったんです。
今回はそんなカフェインのデメリットをお伝えいたします。
1.カフェインのデメリットとは?
覚醒作用
この覚醒作用はカフェインのメリットとしても挙げました。
しかし裏を返せば覚醒作用によって不眠やめまいの症状を発症してしまう可能性があります。
カフェインはおよそ5時間~7時間持続するので、それを見越してカフェインをとるときは寝る前の7時間前までに済ませた方が良いでしょう。
貧血
カフェインは鉄分の吸収を阻害するため、コーヒーや緑茶を多く飲む人は貧血になりやすいと言われています。
特に女性は貧血になりやすいので気を付けたいところです。
利尿作用
こちらもカフェインのメリットとして取り上げました。
確かにトイレに行く回数が増えることで体の中の老廃物を取り除くことができますが、同時に体の中の水分を排出してしまうことになります。
よって脱水症状になる確率が高まってしまうため、カフェインをとるときは同時に水もとるようにしましょう。
頭痛
カフェインのメリットとして解熱鎮痛作用があり、偏頭痛に効果があることを述べました。
それと矛盾していますが、カフェインによって頭痛が起きてしまう可能性があります。
カフェインには血管を収縮させる効果がありますが、収縮している血管がその反動で拡張してしまうため、逆に頭痛の原因になってしまうのです。
鬱症状
カフェインには覚醒作用がありますが、それは一時的なものです。
カフェインによって脳が興奮状態にある時には、ドーパミンやセロトニンなどの集中力をアップさせる物質が出ることで、活動的にさせる脳内ホルモンが分泌されます。
しかし、カフェインが途切れると、それらの脳内ホルモンの分泌量が減少し、反動として軽い鬱症状が出てしまう恐れがあります。
胃が荒れる
コーヒーに含まれるカフェインには、胃液の分泌を促進する作用があります。
特に空腹時にコーヒーを飲んで胃液が分泌されると、胃粘膜が障害され、炎症を起こしやすいです。
妊娠率の低下
1日に300mg以上のカフェインをとった場合、妊娠率が17%減少するという研究結果があるそうです。
さらに、出産後も乳幼児突然死症候群を引き起こす危険性が高くなり、流産のリスクが2倍に高まるといった報告もされています。
生まれてくる子供のためにもカフェインを摂取する量には気を付けたいですね。
2.カフェインの量はどれくらいまで?
成人であれば、1日に300mg程度のカフェインの摂取であれば特に問題はないそうです。
しかし、500mg以上を摂取すると、急性中毒症を引き起こす可能性が高くなります。
コーヒー100mlあたりのカフェインの含有量は約60㎎なため、1杯100mgと仮定しておよそ5杯の量です。
私もコーヒーを5、6杯立て続けに飲んだことがありますが、ひどい吐き気やめまいがした経験があります。
あまりにひどすぎたので救急車呼ぼうと思いました。
3.終わりに
今回はカフェインのデメリットについてお伝えしました。
カフェインはメリットも多いですが、デメリットも多いのですね。
コーヒーや緑茶などのカフェインを含む飲み物を飲むときは、デメリットを意識するとともに、量に十分注意しましょう。
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