パソコン検定試験(P検)1級とは?PCプロフェッショナルを目指そう!
パソコン検定試験(P検)は社会人として必須のスキルであるコンピュータの利用能力や、情報の活用能力を確かめるための資格です。
どちらかというとエンジニアよりも一般業務向けの資格ですね。
今の時代ほとんどの業務でパソコンを扱うことになるため、時代に沿った資格といえるでしょう。
パソコン検定試験(P検)の難易度は1級、2級、準2級、3級、4級、5級の6種類があります。
パソコン検定試験(P検)は特定のアプリケーションについての検定試験ではないので、パソコンの使い方や情報活用についてを広範囲に学びたい方におすすめの資格です。
1級を受験するためには2級に合格しなければいけませんが、他の級を受験する分には飛び級が可能です。
今回は最高難易度であるパソコン検定(P検)1級の概要についてご説明いたします。
1.パソコン検定試験(P検)1級とは?
パソコン検定試験(P検)1級を取得することで、最新のコンピュータ技術に詳しく、インフラ整備やシステムの導入・開発を行えることを証明できます。
この文言から見てももはや事務レベルを超えていますね。完全にエンジニアの仕事です。
しかも1級では通常の選択式の問題だけでなく、論文の問題も出るようです。
さすが最高難易度なだけありますね。
1級を受験するためには2級を合格する必要があり、いきなり1級を受験することはできません。
ちなみにエンジニアの方はP検ではなく、ITパスポート試験や基本情報技術者試験に目を向けた方が良いでしょう。
そちらの方が社会的な評価は高いです。
補足としてP検1級の名を冠していても基本情報技術者試験と比べると基本情報技術者試験の方が難易度が難しいらしいです。
個人的に気になったのは受験料ですかね。
今までの2級以下の試験に関しては中学生、高校生は割安で受験できていましたが、1級に関してはそういった処置がなくなります。
しかも10000円と結構高いです。5桁までいくとさすがに高く感じますね。
難易度といい値段といい大人向けの資格です。
受験日
会場が開いていればいつでも
受験料
社会人、高校生問わず10000(税込み)
試験時間
90分
出題数
10問
合格基準
1000点中/700点以上の得点(得点率70%以上)
合格発表日
試験終了後1ヵ月後
2.パソコン検定試験(P検)1級の難易度は?
合格率は30.8%とかなり低いです。
合格率を見るに、相当な練習量が必要ですね。
一番ネックなのは論文でしょうか。論文で文章を結ぶためのパソコンに関する深い知識が求められます。
3.パソコン検定試験(P検)1級の勉強方法は?
参考書、問題集が公式発表されていますが、1級についてはこれしかないようです。
P検1級テキスト (P検合格シリーズ)
模擬問題も公開されていないため、情報不足という点でも難易度が高いですね。
体験談を探してもほぼ見つからないです。
他のテキストで勉強するとすれば、効率は悪くなりますが試験範囲が似ているITパスポート試験や基本情報技術者試験の問題を解くのもよいでしょう。
先にITパスポートや基本情報技術者を取得しておくのもありですね。
4.終わりに
今回はパソコン検定試験(P検)1級の概要についてご説明いたしました。
1級までくると事務を目指す方には必要の無い資格のように思われます。
もはやエンジニアの方向けの資格と言っていいです。
しかし間違えなく履歴書栄えはします。
「1級」という文字には凄みがありますね。
みなさんもパソコン検定1級に合格してパソコンのプロフェッショナルを目指しましょう!
他のパソコン検定試験(P検)の資格の種類につきましてはこちらの記事にまとめております。
パソコン検定試験(P検)の種類とは?
1級より下位の級である2級の概要について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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