パソコン検定試験（P検）４級とは？タイピング力も試される！
パソコン検定試験（P検）は社会人として必須のスキルであるコンピュータの利用能力や、情報の活用能力を確かめるための資格です。
どちらかというとエンジニアよりも一般業務向けの資格ですね。
今の時代ほとんどの業務でパソコンを扱うことになるため、時代に沿った資格といえるでしょう。
パソコン検定試験（P検）の難易度は１級、２級、準２級、３級、４級、５級の６種類があります。
パソコン検定試験（P検）は特定のアプリケーションについての検定試験ではないので、パソコンの使い方や情報活用についてを広範囲に学びたい方におすすめの資格です。
今回はパソコン検定（P検）４級の概要についてご紹介いたします。
１.パソコン検定試験（P検）４級とは？
パソコン検定試験（P検）４級を取得することで、パソコンを個人的かつ日常的に利用するのに必要な知識やスキルを持っていることを証明できます。
試験の内容は、タイピング試験をまず行い、次に４択のコンピュータの知識を問うような選択問題、最後にWordやExcelの実技問題と合計50分間の試験になっております。
MOS試験と似ていますが、MOS試験はExcelやWordのみの試験に対し、P検はExcelやWordのほかにもタイピングやパソコン全般の知識が問われます。
また、MOSの検定料は一般レベルが10290円(税込み)、上級レベルが12390円(税込み)かかるのに対し、P検は4級が3000円(税込み)、3級が5000円(税込み)とかなりリーズナブルな価格になっています。
なお、補足ですが履歴書に書く場合は３級以上が推奨されています。
受験日
会場が開いていればいつでも
受験料
社会人・大学生 : 3000円(税込み)
高校生以下 : 1500円(税込み)
試験時間
タイピング : ５分
選択式テスト、実技 : 45分
出題数
選択式テスト、実技 : 合計50問
合格基準
タイピング : 100点中/30点以上の得点（日本語225文字以上、あるいは英字383文字以上のいずれか）(「入力文字数」÷「出題文字数で得点が算出される)
選択式テスト、実技 : 300点中180点以上（得点率60％以上）
合格発表日
試験終了後すぐ(合否通知は約1週間後)
２.パソコン検定試験（P検）４級の難易度は？
パソコン検定試験（P検）４級はタイピング試験があるのが特徴です。
練習ではタイピングが合格点までいけていた人も、本番になると緊張して実力が発揮できない方が多いらしいので、マージンをしっかりとって試験で求められている水準以上の速さでタイピングをできるように練習を重ねておきましょう。
合格率は社会人・大学生で86.8%、中学生・高校生が64.1％です。
おそらくこの記事を見る方は社会人が一般的かと思いますので比較的簡単な試験であることが分かります。
３.パソコン検定試験（P検）４級の勉強方法は？
これらの参考書、問題集が公式発表されており、これらをやることでかなり効率の良い勉強が出来ます。
P検4級テキスト (P検合格シリーズ)
P検4級ドリル (P検合格シリーズ)
P検2017完全準拠 P検オフィシャル教材 CS-Oｎｅ4級
なお、こちらで４級の模擬問題を解くことができます。
パソコン検定４級模擬問題
また、タイピングの試験もありますが、公式サイトでタイピングの練習ができるサイトがあるようです。
P検無料タイピング練習
タイピングを速くする方法はこちらの記事にまとめましたのでよろしければぜひご覧ください。
タイピングを速くする方法とは？タイピング力を上げるには○○○を始めよう！
せっかくなので私が昔個人的にタイピング練習していたサイトをついでに紹介しときます。
e-typing
寿司打
ちなみに私は学生時代にe-typingの百人一首をひたすらやっていましたが友達にきもがられました。
４.終わりに
今回はパソコン検定試験（P検）４級の概要についてご説明いたしました。
４級は初級のICT利活用者を対象としています。
P検は飛び級での受験が可能であり、履歴書に書くに当たっては３級以上が望ましいため、もしかしたら受験する意味があまりないかもしれません。
ただ、上位の級をこれから受験するにあたり、パソコンを使った試験に慣れるために４級を受験するのも良いかもしれませんね。
他のパソコン検定試験（P検）の資格の種類につきましてはこちらの記事にまとめております。
パソコン検定試験（P検）の種類とは？
４級より上位の級である３級、４級より下位の級である５級の概要について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
パソコン検定試験（P検）３級とは？
パソコン検定試験（P検）５級とは？
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