「治」と「冶」の違いとは何?
今回は「治」と「冶」の違いについてご紹介いたします。
「治」と「冶」の違いとは何?
見た目上の違いとしては、「治」はさんずい、「冶」はにすいとなっております。
結論から言うと、意味や読み方がまったく違っていて、「治」は「(水などを)おさめる、ととのえる」、「冶」は「金属をとかして、型に入れて器物を作る」といった意味になります。
「治」は「治療」「治水」などの熟語として使われますが、「冶」は「陶冶」「鍛冶(タンヤ、かじ)」という熟語があります。
私も最初は鍛冶の右の漢字を「治」と誤解していました。
私はMacbookを使用していますが、「かじ」で変換すると「鍛冶」だけではなく「鍛治」が出てきます。
これは正しくはにすいの「鍛冶」ですが、さんずいを使った「鍛治(かじ)」と読む苗字の方がいるかららしいです。
「鍛冶」のことを「かじ」と読む場合がありますが、「冶」自体には「じ」という音読みがありません。「冶」は音読みで「や」と読みます。
部首としてさんずいは水に関係するもの、にすいは氷に関係するものらしいですが、「冶」がにすいなのは不思議ですね。
終わりに
今回は「治」と「冶」の違いについてご紹介いたしました。
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