PythonのListの連結方法で算術演算子やextendを使ったときのパフォーマンス測定

2021年9月11日

今回はPythonのListの連結方法で算術演算子やextendを使ったときのパフォーマンスを測定した結果についてご紹介いたします。



PythonのListの連結方法で算術演算子やextendを使ったときのパフォーマンス測定

PythonのListの連結方法として、メジャーなものに次の三種類があります。

今回は上記3パターンで可読性は考えず、どのコードが一番パフォーマンスが良いのか調べていきます。

用意したコードは次のコードです。(読み飛ばして良いです)

Pattern1~Pattern3までの処理をそれぞれ1万回繰り返して、それを100回ずつループさせます。
つまり各パターンで100万回繰り返してるわけですね。
1万回を100回ずつループさせた平均の処理時間をprintしております。

上記ソースコードを、各パターンごとに実行した結果は次の通りです。

Pattern1のListを普通に足したものが遥かに時間がかかっています。
一方、Pattern2とPattern3はそれほど時間がかからず、実行時間も短いです。

こちらには書きませんがPattern2とPattern3を何度か実行してみましたが、同じような処理時間でした。

結論としては、

のどちらかを使う方が良さそうです。

あとは好みですね。

終わりに

今回はPythonのListの連結方法で算術演算子やextendを使ったときのパフォーマンスを測定した結果についてご紹介いたしました。

PythonやPythonを使ったライブラリやフレームワークのパフォーマンスの調査に興味があり、様々なコーディング方法の違いによる最適化の調査を行っております。
リストにまとめてあるので、よろしければ覗いてみてください。
Pythonとそのライブラリやフレームワークのパフォーマンス調査結果リスト

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Posted by ちこ