収入印紙を金券ショップ等で購入した場合、freeeでの勘定科目の設定方法や計上の仕方とは?

2019年4月20日

今回はfreeeで収入印紙を計上する方法をお伝えいたします。



1.収入印紙の計上方法とは?

まずfreeeを使わなかった場合、どうなるかご説明しましょう。

収入印紙を購入した場合は、収入印紙を購入した場所によって計上方法が変わってきます。

購入場所としては次の二つに分けられます。
A 郵便局、郵便切手類販売所または印紙売りさばき所で購入した場合(コンビニエンスストアも含む)
B 金券ショップなどそれ以外の場所で購入した場合

収入印紙は原則として非課税です。
Aの「郵便局、郵便切手類販売所または印紙売りさばき所で購入した場合(コンビニエンスストアも含む)」については、勘定科目を全額「租税公課」として扱います。

ただし、Bの「金券ショップなどそれ以外の場所で購入した場合」には収入印紙に消費税が課税されることになります。
その場合には消費税を考慮しなければいけなくなるため、消費税が課税される前の金額を「租税公課」、消費税分を「仮払消費税」として計上しなければなりません。

具体的な例は次の二つです。
a 収入印紙400円分をコンビニエンスストアで現金で400円で購入した場合
b 収入印紙400円分を金券ショップで現金で396円で購入した場合

aの「収入印紙400円分をコンビニエンスストアで現金で400円で購入した場合」には全額「租税公課」として計上して構いません。
具体的には、

 
貸方勘定科目 金額 借方勘定科目 金額
租税公課 400 現金 400

となります。

続いてbの場合です。
bの「収入印紙400円分を金券ショップで現金で396円で購入した場合」には、まず396円のうち、消費税がいくら含まれているかを計算します。
課税前の計算方法は、

396*(100/108)
となり、金額は
367円(小数点があれば切り上げ)
となります。

つまり消費税分は
396-367=29円となり、

 
貸方勘定科目 金額 借方勘定科目 金額
租税公課 367 現金 396
仮払消費税 29

となるのです。

以上が経理においての収入印紙の計上方法です。(以上の場合は収入印紙を購入してすぐ使用した場合です。収入印紙を買い溜めした場合はまた計上方法が違ってくるので他サイトを参考にしてください)

2.freeeにおいての収入印紙の計上方法は?

実はfreeeで計上する場合は上でご紹介した方法と違ってきます。
私の失敗例を交えてご紹介しましょう。

まず上でご紹介したA「郵便局、郵便切手類販売所または印紙売りさばき所で購入した場合(コンビニエンスストアも含む)」の場合。
Aの場合はfreeeで普段通り計上していただいて構いません。
a「収入印紙400円分をコンビニエンスストアで現金で400円で購入した場合」の例では、そのまま全額400円分を貸方に「租税公課」として400円、口座を現金にして計上します。

一方でBの「金券ショップなどそれ以外の場所で購入した場合」にはfreeeにおいて計上方法が違ってきます。
失敗例として、まず私は上でご説明した通り367円分を「租税公課」、29円分を「仮払消費税」として計上しました。

すると「確定申告書類の作成」の画面を開いた際に、次のような「仮払・仮受消費税の残高を振り替えましょう」という注意が出てしまいました。

そのまま「振替伝票へ」ボタンを押すと次のような画面が出てきます。

初期表示で借方に「仮払消費税」で金額が「-23」、貸方に「未払金」で金額が「23」と出ていますね。
赤字で「46円の差額があります。」とエラーメッセージも出ています。(ちなみにこの時は計算ミスして29円が23円になっています笑)

エラーが出ていると保存ボタンが押せません。
それに貸方に「未払金」と出ているのもなんだかおかしいです。
金額が「-23」となっているのも気になりますね。
そこで私はfreeeのサポートセンターへチャットで質問してみることにしました。

すると次のような回答が返ってきました。

まとめるとこうです。
・金券ショップ等で収入印紙を買った場合は消費税を分けずに全額「租税公課」で計上
・さらに税区分を「課対仕入8%」に設定

つまり先ほどの例では、金券ショップで買ったのにも関わらず396円全額「租税公課」へ。
税区分は「対象外」ではなく「課対仕入8%」に設定するのが正しい仕分けとなります。

freeeで計上する場合は上記のように設定しましょう。

3.終わりに

以上が金券ショップ等で収入印紙を購入した場合にfreeeで計上する方法です。
調べたところサイトがヒットしなかったのでこの記事を書いてみました。

この記事がお役に立てれば幸いです。

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Posted by ちこ