豊嶋 久道著「新MT4対応 FXメタトレーダープログラミング入門」レビュー★★★☆☆
今回は豊嶋 久道著の「新MT4対応 FXメタトレーダープログラミング入門」を読んだ感想についてご紹介いたします。
1.所感
今のところFXに労力を割く予定はありませんが、知識として読んでみました。
FXに関する知識はそこそこ身に着けてきたものの、プログラミングを使った自動トレードについてはまだ勉強したことがありません。
何気なくこの「新MT4対応 FXメタトレーダープログラミング入門」のアマゾンのレビューを見てみましたが、評価が結構ついていましたね。
プログラミングに関する書籍としてはここまで評価がついているのはかなり珍しいのではないでしょうか。
MT4の自動トレードですが、この「新MT4対応 FXメタトレーダープログラミング入門」ではC言語を使ったプログラミングについて紹介しています。
内容のレベルとしてはC言語の基礎が分かっていれば十分でしょう。
難易度自体はかなり簡単なように思えました。
FXの自動トレードだからといって関係なく、ただのフレームワークのようなものです。
かなり難しいのではないのかと気構えていましたが、そこまでレベルの高い技術を使っているわけではないと分かって拍子抜けしてしまいました。
ポインタすらほとんどと言っていいほど出てきません。
ただし、当然のことながらMT4のプログラミングができるのと自動トレードで勝ち続けるのは別です。
自動トレードで勝つためには膨大な試行錯誤と強靭なメンタルが必要でしょう。
一時期負けたからと言って、自分のトレードのアルゴリズムを信じ続けるのはなかなか難しそうです。
それに想像の範疇ですが、個人的に思ったこととしては、たまに起こるチャートのあり得ない動きについていけないのではないかということです。
大口投資家や指標による急激な変化を無視することが自動トレードには難しいのではないでしょうか。
急激な変化に自動トレードのアルゴリズムが反応してしまい、買ったり売ったりした直後に大損するというのがよく発生しそうです。
そこら辺の調整が難しそうですね。
2.終わりに
今回は豊嶋 久道著の「新MT4対応 FXメタトレーダープログラミング入門」についての書評を書かせていただきました。
現在は既に自動トレードが相場に介入しています。
自動トレードが増えることにより、昔とチャートの動きが大分変わっているそうです。
なんでも昔と比べてグラフが大幅にカクカクしているのだとか。
時代とともに昔は勝てた自動トレードも時間が経つと勝てなくなるということが頻繁に起こりえます
たとえ今勝てる自動トレードのアルゴリズムを編み出したとしても、すぐに使えなくなったりして自動トレードを生み出す労力が無駄になってしまう恐れがあります。
私も昔は自動トレードに憧れを抱いていましたが、そういった背景から今は手を出さない方針を貫いています。
おすすめ度
★★★☆☆
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