マイクロソフトオフィススペシャリストマスターの難易度や勉強法は?

2019年6月25日

マイクロソフトオフィススペシャリストマスターとは、Microsoft Officeの同一バージョンの中で、規定の4つの試験科目に合格したすべての方に贈られる称号です。

MOSのバージョンには2016、2013、2010の三種類あります。(2018年現在)
特に理由がない場合は最新の2016を受けると良いでしょう。
勉強しやすいようにお使いのパソコンに入っているオフィスのバージョンを受験するのも良いですね。

しかし個人的にはMOSの2013を挑戦するのはおすすめしません。
なぜならExcel2013、Word2013のExpertに関しては試験が二つに分かれており、両方合格しなければExcel2013、Word2013をそれぞれ取得したことにはならないからです。
それぞれ二つ受験しなけば行けない分受験料も高くつきますし時間も奪われます。
お使いのパソコンのオフィスが2013の場合でも、一時的にマイクロソフトオフィスのバージョンを上げるなどして2016を受験した方が良いでしょう。
一括で支払いせずに月割りでMicrosoftOfficeのバージョンを上げる方法とは?



1.マイクロソフトオフィススペシャリストマスターとは?

冒頭で紹介した通り、マイクロソフトオフィススペシャリストマスターはオフィス製品の同一バージョンのなかで、規定の4つの試験科目に合格したすべての方に贈られる称号です。

規定の4つの試験科目はバージョンによって異なりますが、2016、2013、2010の内2013だけ特殊です。

2016と2010はWord Expert(上級)、Excel Expert(上級)、PowerPointの3つが必須でAccessまたはOutlookのどちらか1つの合計4つMOS資格を取得すればマイクロソフトオフィススペシャリストマスターを取得できます。

対して2013のバージョンではややこしいですがマイクロソフトオフィススペシャリストマスターが「Wordコース」、「Excelコース」、「エキスパートコース」の3種類に分かれております。

「Wordコース」ではWord 2013エキスパートPart1、Word 2013エキスパートPart2、Excel 2013の3つ、PowerPoint 2013、Access 2013、Outlook 2013の内の1つの合計4つ取得すればマイクロソフトオフィススペシャリストマスターが認定されます。

次に「Excelコース」ではExcel 2013エキスパートPart1、Excel 2013エキスパートPart2、Word 2013の3つ、PowerPoint 2013、Access 2013、Outlook 2013の内の1つの合計4つ取得すればマイクロソフトオフィススペシャリストマスターが認定されます。

一番難しい「エキスパートコース」では、Word 2013エキスパートPart1、Word 2013エキスパートPart2、Excel 2013エキスパートPart1、Excel 2013エキスパートPart2の合計4つ取得すればマイクロソフトオフィススペシャリストマスターが認定されます。

いずれも先が長いですが、コツコツと1つずつ確実に取得していきましょう。

なお、規定の試験科目に合格しさえすれば、特に申請することなく自動的に合格証がMOSを受ける際に登録した住所に送られてくるようです。

2.難易度は?

各資格についてご紹介している記事へのリンクをご参照ください。
MOS(Microsoft Office Specialist)Excel Specialistの資格とは?就職や転職に有利!
MOS(Microsoft Office Specialist)Excel Expertの資格とは?MOSの資格で一番難易度が高い!?
MOS(Microsoft Office Specialist)Word Specialistの資格とは?仕事の能率を高めよう!
MOS(Microsoft Office Specialist)Word Expertの資格とは?MOSの中で圧倒的な難易度!
MOS(Microsoft Office Specialist)PowerPoint Specialistの資格とは?プレゼンに備えよう!
MOS(Microsoft Office Specialist)Accessの資格とは?DBを扱える人材を目指そう!
MOS(Microsoft Office Specialist)Outlook Specialistの資格とは?企業でよく扱うメールソフト!

どれも難しいかもしれませんが、特にやっかいなのはExcelエキスパートとWordエキスパートでしょうか。
これらはMOSの資格の中でも2トップを誇ります。

それぞれのMOS試験について、具体的な勉強時間等を述べたいところですが、パソコンに慣れているか、普段パソコンを使った業務をやっているかによって大分変わってきます。

事務職で毎日Excelを使っていたり、エンジニアである場合は比較的短い勉強時間で済むでしょう。

しかし油断は禁物です。
ExcelやWordの試験では普段の仕事では使わないような操作が出題されますし、Accessに関してはほぼ触ったことがないという方が多いと思います。

きちんと専用の模擬試験に取り組み、しっかり試験対策をしておきましょう。

3.勉強方法は?

「2.難易度は?」でご紹介したリンクを参照していただけたらと思います。

4.終わりに

今回はマイクロソフトオフィススペシャリストマスターの概要についてご説明いたしました。

マイクロソフトオフィススペシャリストマスターはあまり知名度がない資格かもしれませんが、持っていると自慢できる資格です。

マイクロソフトオフィススペシャリストマスターを取得するためには、規定の4つの資格に合格しなければなりません。
それを聞くだけでもレア感が溢れますね。

皆さんもマイクロソフトオフィススペシャリストマスターを取得してみてはいかがでしょうか。
マイクロソフトオフィススペシャリストマスターのメリットとして、少なくとも履歴書の空欄を避けれることになるかと存じます。

ちなみに私はマイクロソフトオフィススペシャリストマスター2016を取得しております。
私の受験記はこちらに書きました。
よろしければお読みいただけたらと思います。
マイクロソフトオフィススペシャリスト2016マスター取得体験記!約1か月半で手に入れる

ITエンジニアにおすすめの資格はこちらに書きました。
ITエンジニアにおすすめの資格3選

IT業界においての資格の価値についてはこちらの記事にまとめましたのでよろしければぜひご一読ください。
IT業界の資格の位置付けとは?

事務職の方に対しておすすめの資格はこちらにまとめました。
事務職の方におすすめの資格3選

他のMOS資格の種類についてはこちらにまとめました。
MOS(Microsoft Office Specialist)の資格の種類や難易度は?

専門スクールであるヒューマンアカデミーではMOS(Microsoft Office Specialist)対策講座が用意されています。
資料請求は無料ですのでぜひのぞいてみてください。
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※ご紹介している参考書、問題集のバージョンは執筆当時のものです。
新しいバージョンの参考書、問題集が発行されていないか今一度Amazon等でご確認ください。

私が今までに取得した資格の一覧はこちらになります。
取得済資格一覧

私がおすすめする勉強法はこちらでご紹介してます。
おすすめ勉強法ベスト3

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Posted by ちこ