C言語プログラミング能力認定試験の種類や難易度は?
C言語プログラミング能力認定試験はサーティファイが提供する資格です。
この試験はシステムの仕様変更に対応して実際にコーディングやコンパイル、デバックを行ったり、プログラムを完成させる能力を測定するのを目的としています。
また、C言語プログラミング能力認定試験は3級、2級、1級と3つの難易度に分かれています。
1級:C言語を駆使し、応用プログラム(言語処理系、ユーティリティなど)が作成できる能力を有する。また使用しているOSについて理解をしている。
2級:小規模のプログラム(500行程度)が適切に(理路整然、簡潔、正しく、速く)書ける。また各種基本アルゴリズムを理解している。
3級:C言語の概念を理解し、簡単なプログラムが書ける。
出典 :https://www.sikaku.gr.jp/js/cp/exam/content/
C言語プログラミング能力認定試験は飛び級での受験が可能です。
なお、履歴書に記載する場合は3級では足りないらしく、2級以上が望ましいそうです。
今回はそんなC言語プログラミング能力認定試験の種類についてご紹介していきます。
3級は6月下旬、9月上旬、1月下旬と一年に3回に試験が執り行われますが、2級、1級は6月下旬、1月下旬の2回しか試験が行われませんので注意が必要です。
1.C言語プログラミング能力認定試験3級
C言語プログラミング能力認定試験3級はC言語の概念を理解し、簡単なプログラムが書けることを目的としています。
試験問題は選択式で、マークシートの筆記試験で行われます。
試験日
6月下旬、9月上旬、1月下旬
願書受付期間
試験日の3週間前まで
受験料
5100円(税込)
試験時間
60分
出題数
大問6問程度
合格基準
60%以上
合格発表日
試験日から1カ月後
2.C言語プログラミング能力認定試験2級
C言語プログラミング能力認定試験2級は小規模のプログラム(500行程度)が適切に書け、各種基本アルゴリズムを理解していることを目的としています。
試験問題は選択式で、マークシートの筆記試験で行われます。
3級は基礎的な問題でしたが、2級は応用的な問題が多く出題されるようです。
試験日
6月下旬、1月下旬
願書受付期間
試験日の3週間前まで
受験料
6200円(税込)
試験時間
90分
出題数
大問8問程度
合格基準
60%以上
合格発表日
試験日から1カ月後
3.C言語プログラミング能力認定試験1級
C言語プログラミング能力認定試験1級はC言語で応用プログラムが作成できる能力を有し、なおかつ使用しているOSについてきちんと理解することを目的としています。
3級や2級はマークシート形式でしたが、1級はPCを使った実技試験で行います。
内容としては、事前に公開しているテーマプログラム(1,700行程度)に対する仕様変更、仕様追加に対応したプログラム作成(コーディング・入力・コンパイル・デバッグを含む)、および変更仕様書の作成を行います。
1級の内容はどちらかと言うと「1からプログラムを組む」わけではなく、「あらかじめ組まれたコードを指示された通りに修正する」といった方が正しいです。
試験日
6月下旬、1月下旬
願書受付期間
試験日の3週間前まで
受験料
7600円(税込)
試験時間
150分
出題数
2問
合格基準
60%以上
合格発表日
試験日から1カ月後
4.終わりに
今回はC言語プログラミング能力認定試験の資格の種類についてご紹介いたしました。
C言語の案件は正直あまり聞いたことはありませんが、プログラミング初心者にとっては学びやすい言語と言えるのではないでしょうか。
よく学校でもプログラミングの勉強としてまずC言語を学んだりしますよね。
C言語プログラミング能力認定試験を通して、プログラミングの門戸を広げてみてはいかがでしょうか。
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