PHP技術者認定試験準上級・上級の難易度や勉強法は?
近年ではWeb業界が発達し、PHPの需要がどんどん高まっています。
今後サーバーサイドでの仕事が増えることが予想されるので、このPHP技術者認定試験はとっておいて損はない資格です。
PHP技術者認定試験は初級/準上級・上級/ウィザードと難易度が分かれています。
今回はそんなPHP技術者認定試験の準上級・上級の概要についてご紹介したいと思います。
1.PHP技術者認定試験準上級・上級とは?
上級・準上級試験は、PHP知識に加えて実用的なプログラミングテクニックを問う問題が出題されます。
こちらは主に3年程度の実務経験を有するPHPエンジニアを対象としてるようです。
上級・準上級の二種類がありますが、どちらも上級試験の合格点で判定されます。
7割以上の正答率だと上級試験合格が認められますが、5割以上7割未満の点数を取得すると準上級試験合格が認定されるようです。
また、出典は知恵袋ですが、PHPの資格を提供している団体の関係者と見られる方がこのようなコメントを残しています。
上級試験は未経験者が独学で合格できる最高難易度に設定しています。未経験者でもこの上級試験さえ合格できれば、仕事に困らないような資格を作りたかったから、この難易度にしました。
(中略)
もし、ものすごく、勉強されて上級試験に合格されて、それでも仕事がないようでしたら、いつでもWebページから相談ください。
出典:https://oshiete.goo.ne.jp/qa/7619710.html
大変心強いコメントですね。
この上級試験に合格すれば、PHPの仕事に困ることはなさそうです。
ちなみにこのPHP技術者認定試験を受ける場合、プロメトリック社を通して試験の予約をすることになりますが、会場が空いてさえいればいつでも受験することができます。
ただし、試験当日から最短で一週間程度前でないと試験の予約ができません。
受験料
16200(税込み)
試験時間
120分
問題数
60問(選択問題)
合格基準
上級 :70%
準上級:50%以上70%未満
2.PHP技術者認定試験準上級・上級の難易度は?
ネットの声を見れば分かるかと思いますが、結構難易度が高いです。
PHPの初級試験では合格率が70%程度でしたが、上級試験では合格率が10%になり一気に落ちます。
数字上では情報処理技術者試験の高度区分と同レベルです。
実務5年目程度のプログラマを想定した場合、経験内容にもよりますが50時間程度の勉強時間が必要なようです。
3.PHP技術者認定試験準上級・上級の勉強方法は?
PHPの資格に関しては黒本が良いです。
本番にそっくりの問題が出題されます。
というより準上級・上級資格に関する参考書及び問題集がこれしかありません。
徹底攻略 PHP5 技術者認定 [上級] 試験問題集 [PJ0-200]対応
資格に関する勉強用の本がこれしかありませんが、この本が試験範囲のすべてをカバーしているわけではないため(出題割合で78%だそうです)、自主的にPHPについて勉強することが必要不可欠になります。
また、PHPの概要について改めて知りたい方はこちらの本を読むと良いでしょう。
初めてのPHP
4.終わりに
今回はPHP技術者検定初級試験準上級・上級の概要についてお伝えいたしました。
現在は大規模案件を含め、PHPエンジニアのニーズが増加しています。
PHP技術者検定初級試験準上級・上級に合格して、ぜひ仕事を獲得してください。
他のPHPの資格につきましてはこちらの記事にまとめております。
旬のPHP技術者認定試験とは?
PHPの初級試験、認定ウィザード試験について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
PHP技術者認定試験初級の概要とは?
PHP技術者認定試験ウィザードの概要とは?
ITエンジニアにおすすめの資格はこちらに書きました。
ITエンジニアにおすすめの資格3選
IT業界においての資格の価値についてはこちらの記事にまとめましたのでよろしければぜひご一読ください。
IT業界の資格の位置付けとは?
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