Macの環境変数にパスを通す方法
今回はMacの環境変数にパスを通す方法をご紹介します。
私の使用しているMacはMacbook Proの2018です。
ちなみに自分のパスを確認するコマンドは
echo $PATH
か
printenv PATH
です。
ステップ1:.bash_profileを作成する
Macの環境変数にパスを通すに当たって、まず.bash_profileを作成しましょう。
.bash_profileとはターミナルを起動したときに読み込まれる設定ファイルです。
既に.bash_profileがある方は飛ばして問題ないでしょう。
.bash_profileを確認する方法はホームで次のコマンドを入力します。
1 |
ls -la |
おなじみのlsですね。
lsを使って.bash_profileが見つからない場合は次のコマンドで.bash_profileを作成します。
1 |
touch .bash_profile |
touchとはファイルを作成するコマンドです。
ステップ2:.bash_profileに環境変数を記述する
.bash_profileを作ったら、次に作成した.bash_profileにコマンドを記述しましょう。
ちなみに私はここでハマりました。
なぜなら.bash_profileに次に説明するexportコマンドを記述せず、ターミナル上でexportコマンドを打っていたからです。
ターミナルでexportコマンドを打つことで一時的に環境変数にパスが通りますが、ターミナルが閉じられるとまた環境変数にパスが通ってない状況となってしまいます。
完全に.bash_profileの用途が分かってなかったです。
.bash_profileにパスを通すコマンドを書くに当たって、まず.bash_profileを開きます。
.bash_profileを開くには次のコマンドを入力します。
1 |
open ~/.bash_profile |
また、余談ですがFinder上でも.bash_profileを開くことができます。
初期設定では隠しファイルの表示がOFFとなっています。
ターミナル上で次のコマンドを打つことでFinder上で隠しファイル・隠しフォルダを表示することができます。
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defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles TRUE |
隠しファイル・隠しフォルダを表示する設定を反映するために次のコマンドでFinderプロセスを終了します。
1 |
killall Finder |
.bash_profileを開いたら、.bash_profileに次のコマンドを記述します。
※ /user/chico/はパスを通したい目的のパス
1 |
export PATH=$PATH:/Users/chico/ |
.bash_profileにexportコマンドを記述したら次のコマンドで.bash_profileの更新を行います。
1 |
source ~/.bash_profile |
これでMacOSのパスの設定が完了です。
次のコマンドで環境変数のパスを確認してみましょう。
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echo $PATH |
終わりに
今回はMacの環境変数にパスを通す方法をご紹介いたしました。
この記事が参考になれば幸いです。
私の今までの成果物はこちらです。
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