ITパスポート試験合格体験記
今回はITパスポート試験の合格体験記について書いていきます。
私は既に応用情報技術者やデータベーススペシャリスト試験に合格しておりますが、ブログやYouTubeのネタになると思いITパスポート試験を受験して合格いたしました。
1.試験概要
CBT方式(パソコンで操作して試験の解答を行う)
試験時期
会場さえ空いていればいつでも
受験料
7500円(税込)
試験時間
120分
合格基準
総合評価点:
1000点満点中600点以上
分野別評価点:
ストラテジ系 1000点満点中300点以上
マネジメント系 1000点満点中300点以上
テクノロジ系 1000点満点中300点以上
2.使用した参考書
私は既にIPAの応用情報などの高度区分に合格していたので過去問道場のみの勉強で合格基準にたどり着きました。
https://www.itpassportsiken.com/ipkakomon.php
情報系の知識があまりなく、1から勉強するならこの「いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集」が良いと思います。
本屋で立ち読みしましたが、頭に入りやすい印象を受けました。
ただしITパスポートの参考書は他にも多数あるため自分に合った参考書を選ぶと良いでしょう。
【令和6年度】 いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集
3.所感
既に応用情報技術者やシステムアーキテクトに合格していますが、過去問をやった感じノー勉で挑むと落ちることは分かってたのでしっかり勉強時間をとってから試験に挑みました。
やはり資格試験の対策といえば過去問で、ITの予備知識がない方でも過去問さえじっくり時間をかけてやれば受かってしまうかもしれません。
しかしITパスポートの試験は確かに過去問と似た傾向はあるのですが、過去問そのまま出ることは少なかったです。
過去問を2、3年分解いただけでは合格は運になってしまうと思います。
せめて5、6年分は解きたいところです。
過去問に取り組む中で、正解の選択肢ではなく、不正解の選択肢に出てくる用語も覚えておきましょう。
前の年度で出た不正解の選択肢に出てくる単語が、次の年度で問われることもあります。
あとは時事問題についてもキャッチアップしていきたいですね。
過去問に取り組んで気づきましたが、ちょっと前の年度では仮想通貨、最近の年度ではAIに関する問題が出てきたりしております。
とはいえ最新技術についての問題が出題されることは分かっていても、ピンポイントでどの知識が問われるかは分からないため、過去問ベースでの勉強がメインとなるでしょう。
最新技術についての問題が取れなくても、過去出題されたことがある知識に関する問題を答えていけば合格点は取れると思います。
ITパスポート試験は総合得点だけでなく、各分野の点数の足切りがあります。
各分野について、全体のうち3割の点数を取る必要があります。
ただし足切りの点数はかなり低いのでそこまで気にする必要はないかもしれません。
出題形式は4択なため、適当に答えても2.5割は取れますし、足切りの点数に満たなければそもそも総合得点に満たない可能性が高いです。
足切りに関しては、特定の分野だけ対策するなどの方法を取らずに満遍なく勉強するように意識すればそこまで気にするほどのことでもないと思います。
過去問対策をベースに、ITパスポートの勉強を積んでいきましょう。
4.総評
今回はITパスポートに合格した体験談についてご紹介いたしました。
勉強期間:2週間弱
勉強時間:15時間程度
得点率:
全体で1000点満点中750点
ストラテジ系で1000点満点中780点
マネジメント系で1000点満点中655点
テクノロジ系で1000点満点中715点
私が今までに取得した資格の一覧はこちらになります。
取得済資格一覧
私がおすすめする勉強法はこちらでご紹介してます。
おすすめ勉強法ベスト3
ITパスポート試験について、私のYouTubeチャンネルで勉強法や対策についてご紹介しているのでよろしければご覧になってみてください。
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