統計検定3級の難易度や勉強法は?
統計検定はその名の通り統計学についての知識が試される試験です。
今回はいくつかある統計検定の中で統計検定3級の難易度や勉強法についてご紹介いたします。
1.統計検定3級とは?
統計検定3級は統計検定4級の内容にプラスして式を使ってより実践的なデータを求める内容となっております。
この統計検定3級から、社会人向けの内容になり、履歴書にも書けるようにもなります。
分散や正規分布の概念が出てくるので、ある程度数学の知識がないと理解しにくい内容かもしれません。
現在はCBT方式のみで受験が可能です。(2022年から紙媒体を利用した従来の試験からCBT方式のみに対応しております)
問題数は全部で30問程度です。
試験日
テストセンターによる
出願時期
テストセンターによる
受験料
一般価格 6,000円
学割価格 4,000円
試験時間
60分
合格基準
65%以上
合格発表日
検定後すぐ
2.統計検定3級の難易度は?
統計検定3級の合格率は、65パーセント前後です。
実は、私は執筆時点で統計検定3級に合格しているのですが、合格率の割には難しかったように思えます。
一般的な資格試験は十分に勉強していない方も一定数いるため、合格率は低く出るのですが、この統計検定に関しては受験時にはある程度勉強を積んでいる人が多い気がします。
なので、合格率の割には難易度が高い資格だと思います。
教科書や過去問をある程度完璧にして受験に臨んでいきましょう。
3.統計検定3級の勉強方法は?
統計検定3級は公式の過去問題集と公式のテキストが存在します。
こちらの「改訂版 日本統計学会公式認定 統計検定3級対応 データの分析」が公式のテキストで、4級と一体になっていますがこちらの「日本統計学会公式認定 統計検定 3級・4級 公式問題集」が公式の過去問題集です。
改訂版 日本統計学会公式認定 統計検定3級対応 データの分析
日本統計学会公式認定 統計検定 3級・4級 公式問題集[2018〜2021年]
このテキストや問題集を取り込み、数学を使った統計的な内容を頭に入れていきましょう。
「3級」という下から2番目の難易度の割に、難易度は高いと思います。
一部2級以上の内容が入っている気がしますが、難しい問題も平気で出るので教科書に載っている内容を全て身につけるつもりで勉強に臨むと良いでしょう。
取れる問題を落とさなければギリギリ合格できるかもしれませんが、ケアレスミスも考えて難しい問題もある程度解けるようにしておくと良いです。
4.終わりに
今回は統計検定3級の難易度や勉強法についてご紹介いたしました。
この記事が統計検定3級を受験しようと考えている方、もしくはこれから統計検定3級を受験する方にとって参考になれば幸いです。
※ご紹介している参考書、問題集のバージョンは執筆当時のものです。
新しいバージョンの参考書、問題集が発行されていないか今一度Amazon等でご確認ください。
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