世界遺産検定3級の難易度や勉強法は?
世界遺産検定を知っているでしょうか。
一部の芸能人が世界遺産検定を取得していたりするので既にご存知の方もいるかもしれません。
世界遺産検定はその名の通り世界遺産についての問題が出題され、世界遺産についての知識や世界遺産を通した国際的な教養が試される試験です。
世界遺産検定の難易度は全部で4級、3級、2級、1級、マイスターの5種類あります。
今回はそんな世界遺産検定の中で難易度が二番目に低い世界遺産検定3級の難易度や勉強法についてご紹介いたします。
1.世界遺産検定3級とは?
世界遺産検定3級は世界遺産条約の理念を理解し、地理や歴史に登場する代表的な世界遺産の価値を学ぶことを目的としています。
出題範囲は日本の全遺産+世界の有名な遺産100件です。
2019年11月現在、日本にある世界遺産は全部で23件です。
世界遺産検定4級は世界遺産55件が出題範囲でしたが、3級では123件ほどになるので4級の2倍近くまで出題範囲が増えております。
公式では初めて世界遺産検定を受験する場合、大学生・専門学生・社会人以上の方にとっては3級からの受験を推奨しています。
ちなみにですが世界遺産検定の場合は2級、3級の併願もしくは3級、4級の併願も可能です。
また、世界遺産検定3級の場合はマークシート形式での出題になります。
試験日
公式サイトを参照(年三回程度)
出願時期
受験日の約4か月弱前~受験の約1か月強前
受験料
4500円(税込み)
2級・3級併願9500円(税込み)(3級は税込み5500円のため500円お得)
3級・4級併願7300円(税込み)(3級は税込み3000円のため200円お得)
試験時間
50分
問題数
60問
合格基準
100点満点中60点以上
合格発表日
各検定日の約1ヶ月強後
2.世界遺産検定3級の難易度は?
世界遺産検定3級の合格率は約80パーセントです。
世界遺産検定4級の合格率は約90パーセントですから、合格率は下がっているもののまだ対応しやすいレベルと言えますね。
後述する公式テキストや問題集の反復練習を重ねて合格率を限りなく100パーセントに近づけていきましょう。
ほぼ勉強しないまま受験する人がいることを考えると、勉強すれば十分受かる水準までたどり着くことができるはずです。
3.世界遺産検定3級の勉強方法は?
資格勉強は過去問をやることが一番大切です。
世界遺産検定3級も4級と同様、公式テキストと過去問題集をやれば十分です。
合格体験記を読んでも公式テキストと過去問題集のみの勉強で合格されている方が多いです。
4級の分とセットになりますが、こちらの「世界遺産検定公式過去問題集 3・4級 」で勉強しましょう。(ご紹介しているのは2019年度版の過去問です)
世界遺産検定公式過去問題集3・4級<2019年度版>
また、世界遺産検定3級では過去問題集以外でも公式からテキストが出版されています。
それがこの「きほんを学ぶ世界遺産100 世界遺産検定3級公式テキスト<第2版>」です。
きほんを学ぶ世界遺産100 世界遺産検定3級公式テキスト<第2版>
公式テキストと公式問題集で繰り返し勉強していきましょう。
4.終わりに
今回は世界遺産検定3級の難易度や勉強法についてご紹介いたしました。
世界遺産検定と聞くと一見そこまで役に立たない資格と思われがちです。
しかし、世界遺産検定の勉強をすることで世界遺産を通して教養を身につけることができるほか、世界遺産についての話題を提供することができます。
世界遺産検定に興味のある方はぜひ受験してみてはいかがでしょうか。
この記事が世界遺産検定3級を受験しようと考えている方の助けになれば幸いです。
世界遺産検定の種類や難易度についてはこちらにまとめました。
世界遺産検定の種類や難易度は?
※ご紹介している参考書、問題集のバージョンは執筆当時のものです。
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