漢検7級とは?小学校4年生向け!漢字練習をするときはサボらず真面目にやろう

2024年5月6日

漢検(日本漢字能力検定)とは、その名の通り漢字に関する能力が問われる試験です。
漢字を「読む」「書く」能力はもちろんのこと、漢字の意味を理解し、文章の中で適切に使える能力も測られます。

漢字は年齢に関係なく学べるため、3歳から102歳という幅広い年齢層の方が漢検を受験しているそうです。

漢検は10級~3級、準2級、2級、準1級、1級の12段階の難易度があります。
難易度が低い級では小学生を対象としていますが、準1級、1級までくると大学・一般程度の漢字に関する知識が必要です。

今回は漢検7級の概要についてご説明いたします。



1.漢検7級とは?

漢検7級は小学校4年生修了程度を対象としています。対象となる漢字の数は640字です。

漢検7級では、「漢字の読み」「漢字の書き取り」「部首・部首名」「筆順や画数」「送り仮名」「対義語」「同音異字」「三字熟語」に関する問題が出題されます。
また、漢検7級に合格することで、小学校第4学年までの学習漢字を理解し、文や文章の中で使えるということを証明できます。

7級では音読みか訓読みかを問われたりなど、いろいろなパターンで漢字に対する知識を問われます。
漢字に対する知識を深め、どんな問題が出ても対応できる知識を身に着けておきましょう。

試験日
2月、6月、10月

出願時期
受験の約3か月前~受験の約1か月前

受験料
2000円(税込み)

試験時間
60分

満点
200点

合格基準
70%程度

合格発表日
各検定日の約1カ月後

2.漢検7級の難易度は?

漢検7級の合格率は約85%です。
なぜか漢検8級より合格率が高かったりする年が多いですね。
しっかり勉強すれば合格できる難易度と言えるでしょう。

いろいろなパターンの問題が出題されるため、苦手分野をつぶしてまんべんなく点数を取れるようにしたいところです。
部首や画順に関する問題も出題されるため、漢字だけを暗記しても点数が頭打ちになります。
漢字を暗記することも重要ですが、部首や画順に関する知識も深めていきましょう。

やはり小学校の漢字の勉強においては漢字練習が優秀だと思います。
中学生くらいになれば漢字のパターンをある程度把握しているかもしれませんが、小学生にとって漢字は大げさに言えば暗号です。
漢字練習を重ね、漢字の構成パターンを認識していきましょう。

3.漢検7級の勉強方法は?

漢検の勉強においてはこちらの本が有名らしいですね。
動物の表紙がトレードマークです。
7級の勉強においてもこちらの本をやると良いでしょう。
漢検7級漢字学習ステップ 改訂三版

他にもこちらの参考書も優秀です。
子供が慣れ親しみやすいデザインを採用しているため、楽しんで漢検の勉強に取り組むことができます。
いちまるとはじめよう!わくわく漢検 7級

また、本番に近い勉強を取り入れたい方はこちらの問題集をやると良いでしょう。
本番の良い予行練習になります。
漢検 7級 実物大過去問 本番チャレンジ!

なお、漢検7級で過去に出題された問題はこちらで確認することができます。
漢検問題例

4.終わりに

今回は漢検7級の概要についてご説明いたしました。

7級の過去問を見ると、8級までの過去問と比べて問題のレイアウトがかっちりしている印象ですね。
そういえば小学校低学年の漢字練習帳はやたらでっかく漢字を書かされた記憶があります。

漢字の勉強と言えば漢字練習ですよね。
私はいかにして漢字練習をサボるか模索していました。
まず、字をでかく書くよりも小さく書く方がペンを走らせる総距離が短くなりますよね。
私の漢字練習帳はいつも小さい字が並んでいました。

それにできるだけ流れに任せて適当に書いた方が時間の短縮になります。
よく先生にミミズのはったような字を書くなと怒られました。
ひどい時だとやり直しをさせられるため、結果的には丁寧に書いて一発で先生からオーケーをもらった方が結果的に時間の短縮になります。
怒られた次の日からは先生の容認がもらえるぎりぎりの字の汚さを模索する日々が続きました。
字が汚ければ汚いほど漢字練習する時間の短縮になりますが、字が汚すぎるとやり直しをくらいます。まさにチキンレースですね。
怒られた直後はマークが厳しくなりますが、忘れたころにだんだん字を汚くすればいい感じにやり直しをくらうことなく漢字練習をやり過ごすことができます。
当時は髪の毛が毎日伸びているのに気づかない現象と同じだと喩えていました。

他にも私は右利きですが、左手で同時に書く練習も重ねました。
最初の頃は両方の手で書くと鏡文字になってしましたが、練習を重ねる中で両方の手で同時に書けるようになりました。結局脳の負担が大きく右手と比べて左手で書いた字が汚くなってしまうことに気づいたのでその技術はお蔵入りになりましたが。

さらに両方の手を使わずに片方の手で指を上手く使って鉛筆を2本挟むという方法も編み出しました。
一つ漢字を書くために手を動かせば結果的に二つの漢字が書ける寸法です。
結局この技術も字が汚くなってしまい、漢字を書くための枠もはみだしてしまうことがあるためお蔵入りになりました。

以上に書いたことは悪い例です。
丁寧にきちんと書き続けた方が結果的に力になるため、漢字練習を重ねた時間あたりの得られる知識は結果的に多くなると思います。
みなさんは漢字練習をサボらず、楽せず丁寧に漢字練習を積み重ねて漢字に関する能力を高めていきましょう。

漢検の他の級については、こちらの記事にまとめております。
漢検の種類とは?

7級より上位の級である6級、7級より下位の級である8級について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
漢検6級の概要とは?
漢検8級の概要とは?

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