MacのVPN設定(L2TP over IPSec)を新しいMacへ移行する方法|キーチェーンでパスワードと共有シークレットを確認
MacのVPN設定(L2TP over IPSec)を新しいMacへ移行する方法|キーチェーンでパスワードと共有シークレットを確認
古いMacで使っていたVPNを新しいMacに移行したいけど、どこを見ればいいのか分かりづらい……。
移行アシスタントを使えば一発で終わりそうに思えますが、Macの機種やOSの組み合わせによっては移行アシスタント自体が使えないケースがあります。
実際に今回、新しいMacの機種が古く、OSのバージョンが古いため移行アシスタントが利用できませんでした。
結論として、macOS標準の「L2TP over IPSec」VPNは、新しいMac側で同じVPNを手動で作り直し、必要な情報(特にパスワードと共有シークレット)をキーチェーンアクセスから確認して入力するのが最も確実でした。
Contents
移行アシスタントが使えなかった理由
移行アシスタントは便利ですが、以下のような条件では使えない、または途中で失敗することがあります。
- 新しいMacの機種が古い
- 新MacのmacOSが旧バージョンで、移行元と互換性がない
- 移行元MacのOSが新しすぎる
今回も新しいMacのOSが古く、移行アシスタントが実行できなかったため、VPN設定は手動移行する必要がありました。
この記事でできること
- 移行アシスタントが使えない場合のVPN移行方法が分かる
- 旧MacのVPN(L2TP over IPSec)の情報を確認できる
- キーチェーンアクセスで「VPN Password」と「IPSec Shared Secret」を確認できる
- 新Macに同じVPNを作成して接続できる
前提:今回のVPNは「L2TP over IPSec」
VPNの種類が以下の場合、本記事の手順で移行できます。
- L2TP over IPSec(macOS標準VPN)
GlobalProtect / FortiClient / Cisco AnyConnect など専用アプリのVPNは手順が異なります。
移行に必要な情報
- サーバアドレス
- アカウント名
- VPNパスワード(VPN Password)
- 共有シークレット(IPSec Shared Secret)
特にVPNパスワードと共有シークレットは設定画面からは見えないため、キーチェーンアクセスで確認します。
手順1:旧MacでVPNの基本情報を控える
- 「システム設定」→「ネットワーク」→「VPN」を開く
- L2TP over IPSecのVPNを選択
- サーバアドレスとアカウント名を控える
手順2:キーチェーンアクセスでパスワードと共有シークレットを確認
- 「キーチェーンアクセス」を起動
- VPN名またはサーバアドレスで検索
- VPN Password と IPSec Shared Secret を開く
- 「パスワードを表示」にチェック
- Macの管理者名とログインパスワードを入力して許可
※ ここで入力するのはVPNのユーザー名ではなく、Mac本体の管理者アカウントです。
手順3:新MacでVPNを作成
- 「システム設定」→「ネットワーク」
- 「+」→ VPN → L2TP over IPSec
- 旧Macと同じ情報を入力
まとめ
移行アシスタントが使えない場合でも、macOS標準のVPN(L2TP over IPSec)はキーチェーンアクセスを使えば問題なく移行可能です。
- 移行アシスタントが使えなくても慌てない
- キーチェーンの「VPN Password」「IPSec Shared Secret」を確認
- 新MacでVPNを手動作成する
古いMac・古いOS環境でも再現できる、確実な方法です。








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