angular.jsonのextractCssとは?【Angular12から廃止】
今回はangular.jsonのextractCssについてご説明いたします。
extractCssオプションはAngular12から廃止になりました。
angular.jsonのextractCssとは?【Angular12から廃止】
Angular11以前においてextractCssのオプションはangular.jsonに定義され、boolean型でありtrueかfalseを設定しておりました。
extractCssがtrueであればAngularのビルドプロセスはすべてのCSSが別個のファイルに抽出され、HTMLファイルとCSSファイルが分離されることによってブラウザのキャッシュが有効に活用されます。
これによってパフォーマンスが向上する可能性があるわけですね。
Angular11以前ではangular.jsonに次のように定義されておりました。
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{ "projects": { "your-project-name": { "architect": { "build": { "options": { "extractCss": true, "styles": [ "src/styles.scss", "node_modules/@fullcalendar/common/main.css", "node_modules/@fullcalendar/daygrid/main.css", "node_modules/@fullcalendar/list/main.css", "node_modules/@fullcalendar/resource-timeline/main.css", "node_modules/@fullcalendar/timegrid/main.css", "node_modules/@fullcalendar/timeline/main.css" ] } } } } } } |
Angular CLI 12以降ではextractCssオプションは廃止されてデフォルトでtrueとなりました。
ビルドプロセスの簡素化とパフォーマンスの向上を目的としているそうです。
Angular12以降を使うのであれば特に気にする必要はないでしょう。
終わりに
今回はangular.jsonのextractCssについてご説明いたしました。
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