docker-composeでメモリやCPUの上限をコンテナごとに制限する方法
今回はdocker-composeでメモリやCPUの上限をコンテナごとに制限する方法についてご紹介していこうと思います。
Composeファイルのバージョンは3となります。
docker-composeでメモリやCPUの上限をコンテナごとに制限する方法
例から書きます。次のように書いていきましょう。
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version: '3' services: testApp1: container_name: testApp1 deploy: resources: limits: cpus: '1' memory: 1G testApp2: container_name: testApp2 db: container_name: db deploy: resources: limits: cpus: '0.50' memory: 50M |
このように書くと、testApp1のコンテナではCPUの上限は1.0、メモリの上限は1ギガバイト、dbのコンテナではCPUの上限は0.5、メモリの上限は50メガバイトとなります。
testApp2のように何も書かない場合は、例えばDocker Desktopを利用している場合はDocker Desktopの設定(preferences)によります。
詳しくは下記の公式ドキュメントをご覧ください。
https://docs.docker.jp/v20.10/compose/compose-file/compose-file-v3.html#resources
終わりに
今回はdocker-composeでメモリやCPUの上限をコンテナごとに制限する方法についてご紹介いたしました。
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