macOS Tahoe で Parallels の Windows 11 が起動しない原因と解決方法【M4 Pro Mac】

macOS Tahoe で Parallels の Windows 11 が起動しない原因と解決方法【M4 Pro Mac】



はじめに

MacBook Pro (M4 Pro) で Parallels Desktop を使って Windows 11 を動かしていたところ、ある日突然「仮想マシンをスタートできません。」というエラーが出て起動できなくなりました。本記事「macOS Tahoe で Parallels の Windows 11 が起動しない原因と解決方法【M4 Pro Mac】」では、その原因と解決方法を備忘録としてまとめます。同じ症状で困っている方の参考になれば幸いです。

発生した症状

Parallels Desktop で Windows 11 を起動しようとすると、以下のエラーメッセージが表示され、仮想マシンが立ち上がりませんでした。

仮想マシンをスタートできません。
仮想マシンをスタートできません。

「問題を解決する」を展開して表示される「ソリューションを確認する」リンクをクリックしても、Parallels のナレッジベースのトップページ(https://kb.parallels.com)に飛ばされるだけで、具体的な解決方法は示されませんでした。

環境情報

項目 内容
Mac MacBook Pro 16インチ (2024年11月モデル)
チップ Apple M4 Pro
メモリ 48 GB
macOS Tahoe 26.5
Parallels Desktop 19(問題発生時)
仮想マシン Windows 11 (ARM版)

原因

結論から言うと、原因は Parallels Desktop 19 が最新の macOS Tahoe 26.5 に対応していなかったことでした。

Parallels Desktop は毎年新しい macOS のリリースに合わせてメジャーバージョンアップを行います。Parallels Desktop 19 は macOS Sonoma (14) 時代にリリースされたバージョンであり、その後に出た macOS Sequoia (15)、そして macOS Tahoe (26) には正式対応していません。仮想化に使うカーネル API の仕様が macOS のメジャーアップデートで変更されるため、古い Parallels では仮想マシン自体を起動できなくなることがあります。

解決方法:Parallels Desktop 20 へのアップグレード

実はこの問題が発生する以前に、私は Parallels Desktop 20 のアップグレード版(永久ライセンス)を購入済みでした。しかし、ライセンスを購入しただけで インストーラーを実行していなかったため、Mac 上ではバージョン 19 のままになっていたのです。

これに気づき、以下の手順で Parallels Desktop 20 をインストールしたところ、Windows 11 が無事に起動するようになりました。

手順1:Parallels アカウントにログイン

ブラウザで https://my.parallels.com/ にアクセスし、購入時のメールアドレスでログインします。

手順2:ライセンス状況の確認

アカウントのダッシュボードで「Parallels Desktop 20 for Mac Standard Edition」の永久ライセンスがアクティブになっていることを確認します。

手順3:Parallels Desktop 20 のインストーラーをダウンロード

ライセンス詳細ページ、または購入時に届いたメール内のダウンロードリンクから、Parallels Desktop 20 のインストーラー(.dmg ファイル)をダウンロードします。

手順4:Parallels Desktop 19 を完全終了

動作中の仮想マシンを停止し、Parallels Desktop 19 を Cmd+Q で完全終了します。

手順5:インストーラーを実行

ダウンロードした .dmg を開き、インストーラーを実行します。既存の Parallels Desktop 19 は自動的に置き換えられ、Windows 11 仮想マシンの設定はそのまま引き継がれました。

手順6:ライセンスのアクティベート

インストール後の起動時にアクティベーション画面が表示されたら、「キーを入力」を選び、Parallels Desktop 20 のプロダクトキーを入力してアクティベートします。

手順7:Windows 11 を起動

仮想マシン一覧から Windows 11 を選択して起動。問題なく Windows のデスクトップが立ち上がりました。

つまずきやすかったポイント

  • 「アップグレード版を購入した = 自動的に最新版が使える」と思い込んでいたが、実際には インストーラーを別途ダウンロードして手動でインストールする必要があった。
  • Parallels Desktop の「マイライセンス」画面には、現在インストールされているバージョンに紐付くライセンスしか表示されない。Parallels 19 が動いていたので、20 のライセンスを持っていても画面上に出てこなかった。
  • Parallels が表示するエラー画面の「ソリューションを確認する」リンクは、具体的な解決方法ではなくナレッジベースのトップに飛ぶことがあり、自力で原因を切り分ける必要があった。

教訓・まとめ

  • macOS をメジャーアップデートする際は、Parallels Desktop のバージョン互換性を必ず確認する。古いバージョンのままだと仮想マシンが起動できなくなる可能性がある。
  • アップグレード版のライセンスを購入したら、そのまま放置せず、必ずインストーラーを実行して新しいバージョンを適用する。
  • 仮想化ソフトのエラーは原因が分かりにくいことが多いので、まずは「OS とソフトのバージョン整合性」から疑うのが近道。

同じ症状でお困りの方は、まずご自身の Parallels アカウントを確認し、新しいバージョンのライセンスを既に持っていないか確認してみることをおすすめします。それでも解決しない場合は、最新の Parallels Desktop へのアップグレード、または無料の VMware Fusion Pro への乗り換えも選択肢になります。

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Posted by ちこ