Vue2でComposition APIを使用するのはあまりおすすめしない!注意点と制限は?
今回はVue2でComposition APIを使用するのはあまりおすすめしないという話をしていきます。
私はNuxt.jsを使用していてNuxt.jsでは基本的に3系ではComposition APIをサポートしておりますが、2系でも一部の新しいバージョンからComposition APIを使用することができます。(Nuxt.jsの^2.13.x以降)
しかし私はNuxt.jsで2系のままComposition APIを利用しようとしましたが断念しました。
今回はその理由をご紹介いたします。
Contents
Vue2でComposition APIを使用するのはあまりおすすめしない!注意点と制限は?
Vue2でComposition APIを使用する上での問題点についてまとめていきます。
私は特に「プラグインやサードパーティライブラリとの互換性」の観点から、Vue2でCompositon APIを使用することをやめました。(特に@nuxtjs/vuetifyと@nuxtjs/pwaが不安でした)
パフォーマンスの問題
Vue2におけるCompositionAPIは、@vue/composition-api パッケージを使用して実現されています。
このパッケージはVue2における機能追加を目的としているため、ネイティブなVue3のパフォーマンスには劣る可能性があります。
特に大規模なアプリケーションでは、パフォーマンスのボトルネックになる可能性があります。
Vue2のライフサイクルとの混在
Vue2では従来のOptions APIのライフサイクル(created, mounted など)が一般的ですが、Composition APIではsetup()を使用した新しいライフサイクルが導入されます。
これにより、異なるライフサイクルを持つAPIが混在することになり、慣れるまでは理解しづらくなることがあります。
プラグインやサードパーティライブラリとの互換性
一部のプラグインやサードパーティ製ライブラリがComposition APIに対応していないことがあります。
そのため、プラグインを多用するプロジェクトでは互換性の問題に遭遇する可能性があります。
ドキュメントやサポートの少なさ
Vue3に比べると、Vue2のComposition APIのドキュメントやサポートは少ないため、情報を得るのが難しいことがあります。
特に、複雑なユースケースを実装する際には苦労することもあります。
終わりに
今回はVue2でComposition APIを使用するのはあまりおすすめしないという話をいたしました。
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