「舞台装置としての役割」「舞台装置としてのキャラ」という言葉の意味とは?
今回は比喩表現として使われる「舞台装置としての役割」「舞台装置としてのキャラ」という言葉の意味についてご紹介いたします。
「舞台装置としての役割」「舞台装置としてのキャラ」という言葉の意味とは?
まず「舞台装置」自体の言葉の意味は、「演劇を見せたり、音楽を聞かせたりする場所に設ける、効果を高めるための仕掛け」「大道具や小道具のこと」という意味になります。
転じて、「舞台装置としての役割」や「舞台装置としてのキャラ」は物語にとって都合よく見せるための役割を演じるキャラのことを言います。
例えば、日本昔話の浦島太郎では、いじめられている亀を助けて竜宮城に行く物語ですが、亀をいじめている子供を登場させなければ「いじめている亀を助ける」という構図を作り出すことができず、この場合亀をいじめている子供が「舞台装置としての役割」であったり「舞台装置としてのキャラ」と言われることになるでしょう。
物語にとって都合よく話を進めるために特定の役割を演じることを「舞台装置としての役割」と表現することがあります。
終わりに
今回は比喩表現として使われる「舞台装置としての役割」「舞台装置としてのキャラ」という言葉の意味についてご紹介いたしました。
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