「身上保護」と「身上監護」の違いとは?
今回は「身上保護」と「身上監護」の違いについてご紹介いたします。
「身上保護」と「身上監護」の違いとは?
結論から言うと「身上保護(しんじょうほご)」と「身上監護(しんじょうかんご)」はどちらもほとんど同じような意味で、成年後見人が成年被後見人の代わりに、生活・医療・介護などの契約手続きを進める法律行為のことを指します。
後見人の申請書などのフォーマットで今までは「身上監護」という言葉を使っておりましたが、これからは(2021年から?)「身上保護」という言葉が使われるようになったようです。
「身上監護」の「監護」は「監督保護」を意味しておりましたが、「監督」という言葉はふさわしくなく、成年被後見人を尊重するべきだという考えから、成年被後見人を「保護」する「身上保護」という言葉が使われるようになったようです。
終わりに
今回は「身上保護」と「身上監護」の違いについてご紹介いたしました。
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