「甲」や「申」の部首はなぜ田んぼの「田」なの?
今回は「甲」や「申」の部首はなぜ「田」なのかについての諸説を書いていきます。
「甲」や「申」の部首はなぜ田んぼの「田」なの?
「甲」や「申」自身の漢字は田んぼの田と無関係なように見えますが、「甲」や「申」の部首を調べてみると「田」と出てきます。
結論から言うと、諸説ありますが、「甲」や「申」は「田」と形が似ているから部首を田んぼの田としたという意見が有力です。
漢字は昔は分類するために部首ごとに分類されており、当時の「説文解字」では部首が元々540の部で分かれていましたが、その時は「申」という部首があり、特に「申」はそこに分類されていました。
しかし540は多いとのことで、「康煕字典」では214の部まで絞り込まれたという説があり、その時に「甲」や「申」は見た目が似ていると言う理由から部首を「田」としたという説が有力です。
「甲」や「申」の部首を意識することは日常生活ではほとんどないかもしれませんが、頭の片隅に入れておいても良いかもしれません。
終わりに
今回は「甲」や「申」の部首はなぜ「田」なのかについての諸説を書かせていただきました。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません