工業英検(工業英語能力検定)準2級の難易度や勉強法は?
工業英検(工業英語能力検定)というのをご存知でしょうか。
工業英検とは、科学文書など理系的な文書を正しく読み書きできる能力を評価する検定です。
主に英語で書かれた文章を翻訳したり、日本語を英語で書く問題が出題されます。
工業英検は1級、2級、準2級、3級、4級の五種類あります。
今回はその中でそこそこ難易度が高い工業英検準2級についてご紹介いたします。
1.工業英検準2級とは?
工業英検準2級のレベルとしては、「大学専門課程・大学院課程、工業高等専門学校上級学年・専攻科程度の工業英語の知識を有する者」を対象としているようです。
レベルを聞くとかなり難易度が高そうに見えます。
この辺のレベルとなると英語で書かれた論文を読めるレベルでないと太刀打ちできなさそうです。
英訳、和訳の問題も出題されます。
あとは受験料も若干高くなっていることも気になりますね。
工業英検は上級になればなるほど受験料が高くなってきます。
受験料を無駄にしないためにも、一回で合格できる力を身につけてから挑戦していきたいところです。
受験料
6400円(税込み)
試験時間
80分
合格基準
60%
合格発表日
約1ヶ月後
2.工業英検準2級の難易度は?
工業英検準2級の合格率は50パーセント前後です。
2人に1人の割合で合格しています。
合格率50パーセントは資格試験の中では高い方です。
しかしながら問題は難しいので油断は禁物ですね。
しっかりと勉強を積んで合格できる力を身につけておきましょう。
3.工業英検準2級の勉強方法は?
資格試験の勉強はやはり過去問が一番です。
こちらの工業英検準2級問題集で対策していきましょう。
工業英検準2級問題集
ただし、公益社団法人日本工業英語協会が提供する工業英検の問題集は答えのみしか書かれていません。
こちらの解答付きの過去問サンプルを解いてみて解説がないと厳しいようであれば英語そのものの能力を上げる必要があります。
過去問題・資料
英語そのものの能力を上げる方法については、こちらでは紹介できません。
なぜなら、本人の英語力によっておすすめできる参考書や問題集が違ってくるからです。
あとは単語でしょうか。
単語は英語の試験において最も重要です。
最悪文法が分からなくても単語の意味を並べていけば解ける可能性があります。
こちらの工業英検に特化した「工業英語ハンドブック―工業英検 基礎例文・単語集」でしっかり対策していきましょう。
【技術英検2・3級対象】改訂新版 工業英語ハンドブック 工業英検3・4級用
4.終わりに
今回は工業英検準2級の概要についてお伝えいたしました。
問題を見る限り、工業英検準2級から履歴書に自信を持って書けそうですね。
問題を見てみましたがそこそこ難しそうです。
工業英検の場合は知名度が低いですが、話のネタにはなりそうです。
みなさんも工業英検を受験して理系英語の知識をアピールできるようにしてみてはいかがでしょうか。
工業英検のその他の級に関してはこちらの記事にまとめましたのでぜひご一読ください。
工業英検(工業英語能力検定)の種類や難易度は?
※ご紹介している参考書、問題集のバージョンは執筆当時のものです。
新しいバージョンの参考書、問題集が発行されていないか今一度Amazon等でご確認ください。
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