漢検10級の概要とは?小学校1年生向け!漢字を正しく書けるようにしよう!
漢検(日本漢字能力検定)とは、その名の通り漢字に関する能力が問われる試験です。
漢字を「読む」「書く」能力はもちろんのこと、漢字の意味を理解し、文章の中で適切に使える能力も測られます。
漢字は年齢に関係なく学べるため、3歳から102歳という幅広い年齢層の方が漢検を受験しているそうです。
漢検は10級~3級、準2級、2級、準1級、1級の12段階の難易度があります。
難易度が低い級では小学生を対象としていますが、準1級、1級までくると大学・一般程度の漢字に関する知識が必要です。
今回は漢検10級の概要についてご説明いたします。
1.漢検10級とは?
漢検10級は小学校1年生修了程度を対象としています。対象となる漢字の数は80字です。
漢検10級では、漢字の読み、漢字の書き取り、筆順や画数に関する問題が出題されます。
また、漢検10級に合格することで、小学校第1学年の学習漢字を理解し、文や文章の中で使えるということを証明できます。
漢字の読み書きの能力が問われるだけなく、筆順や総画数の能力が問われるのも漢検の特徴です。
筆順や総画数となると大人でも怪しいですね。筆順を間違えなく普段書けているかと問われれば正直自信はありません。
試験日
2月、6月、10月
出願時期
受験の約3か月前~受験の約1か月前
受験料
1500円(税込み)
試験時間
40分
満点
150点
合格基準
80%程度
合格発表日
各検定日の約1カ月後
2.漢検10級の難易度は?
漢検10級の合格率は約95%です。
相当高いですね。
取れる問題を落とさないようにしましょう。
問題を見る限りでは、普通に学校で習うような内容が出題されているように見えます。
学校の授業にきちんとついていけるのであれば、十分合格できる力はあるでしょう。
3.漢検10級の勉強方法は?
ネットで色々調べてみましたがみなさん勉強方法がまちまちです。
漢検に直接的に関係した専用の参考書や問題集よりも、学校で提唱されているような漢字の参考書や問題集に取り組んでるイメージですね。
漢字そのものの参考書や問題集は学校の先生に任せるとして、ここでは漢検に直結した参考書や問題集を紹介していきます。
まず、Amazonで相対的に圧倒的なレビュー数を誇り、評価が高かったのがこの2冊でした。
いちまるとはじめよう!わくわく漢検 10級
漢検 10級 実物大過去問 本番チャレンジ!
1冊目の「いちまるとはじめよう!わくわく漢検 10級」に関してはデザインが優れているらしいです。
子供が慣れ親しみやすいデザインを採用しているため、楽しんで漢検の勉強に取り組むことができます。
2冊目の「漢検 10級 実物大過去問 本番チャレンジ!」に関しては本番に近い形式の問題が出題されます。
本番の良い予行練習になるのではないでしょうか。
なお、漢検10級で過去に出題された問題はこちらで確認することができます。
漢検問題例
4.終わりに
今回は漢検10級の概要についてご説明いたしました。
日本人として漢字はある程度マスターしておきたいですよね。
社会人になってから簡単な漢字を間違えていたら恥ずかしいです。
よく大学生になると漢字が書けなくなると聞きます。
受験勉強となると紙に直接文字を書いていましたが、大学生になると一気に紙に文字を書く機会がなくなります。
レポートを書くのにもパソコンを使いますよね。
パソコンで漢字を書くにしても、自動変換で勝手に漢字に変換してくれるため、漢字がうろ覚えになって紙に直接文字を書く際に簡単な漢字が出てこなくなってしまう恐れがあります。
大人として簡単な漢字を間違えて恥をかくことがないよう、漢字をしっかり正しく書けるようにしたいですね。
漢検の他の級については、こちらの記事にまとめております。
漢検の種類とは?
10級より上位の級である9級について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
漢検9級の概要とは?
※ご紹介している参考書、問題集のバージョンは執筆当時のものです。
新しいバージョンの参考書、問題集が発行されていないか今一度Amazon等でご確認ください。
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