Vuetify3のv-calendarコンポーネントはまだ実装が追いついていない【2024年10月4日現在】
今回は2024年10月4日現在、Vuetify3のv-calendarコンポーネントはまだ実装が追いついていないという話をしていきます。
Nuxt.jsのバージョンは3.11.2で、Vuetifyのバージョンは3.7.1のときの話となります。
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Vuetify3のv-calendarコンポーネントはまだ実装が追いついていない【2024年10月4日現在】
タイトルの通り、Vuetify3のv-calendarコンポーネントはまだ実装が追いついておりません。
ChatGPTに下記の質問をしてみました。
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Vuetify3のv-calendar周りってまだ実装が追いついてなかったりしますか？
Vuetify2のv-calendarと比べて機能が足りてない気がします
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すると、次のような回答が返ってきました。
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はい、現在の Vuetify 3 の v-calendar コンポーネントは、Vuetify 2 の v-calendar と比べて機能が十分に整っていない部分があることが知られています。Vuetify 3 はまだ成長段階にあり、v-calendar コンポーネントも完全な移行が終わっていないため、いくつかの機能が未実装だったり、API の仕様が変更されたりしています。
Vuetify 3 の v-calendar コンポーネントの現状
一部機能の未実装・不完全な実装
v-calendar に関しては、カスタムイベントの表示や細かいデザインオプション、日付のカスタマイズなどがまだ不完全な状態です。
特に、Vuetify 2 で使用できていた month-format や day-format のようなフォーマット設定や、weekday のローカライズといった細かい表示設定が制限されていることがあります。
スロット (slot) API の変更
Vuetify 3 ではスロット API の名称や渡されるパラメータが変更されているため、以前と同じ構文で書いた場合に動作しないことがあります。
特定のスロット名 (day-label、month-label など) が削除されていたり、代替となるスロットが用意されていなかったりすることもあります。
イベント操作 (クリックイベントなど) の制限
日付やイベントをクリックしたときのカスタム処理が制限されていたり、標準のクリックイベントをフックできない部分があります。
Vuetify 2 の day-label や month-label のように日付や月を直接カスタマイズするスロットが、Vuetify 3 ではサポートされていないため、対応方法が制限されることがあります。
ドキュメントの未整備
ドキュメントが Vuetify 2 に比べてまだ不十分で、API の変更内容や、使い方に関するガイドが少ないことも、移行を困難にしています。
現在の対応策
もし、必要な機能が不足している場合、以下の対応策を検討することができます。
Vuetify の GitHub Issue や Discussions を確認
v-calendar の未実装機能については GitHub Issue や Discussions で報告されていることが多いです。進捗状況や開発者のコメントを確認すると、将来の実装予定や代替案がわかるかもしれません。
Vuetify GitHub Repository で v-calendar に関する Issue を確認してみてください。
カスタムコンポーネントの作成
必要な機能を満たすために、v-calendar を使用せずに独自のカレンダーコンポーネントを作成することも検討できます。これにより、細かいデザインや機能を自由にカスタマイズできます。
外部のカレンダープラグインを使用
カレンダーに特化した他の Vue.js プラグイン (例: vue-cal、vue-full-calendar、vue2-datepicker) を使用することで、必要な機能を補うことができます。
Vuetify 2 の継続使用または一時的なダウングレード
プロジェクトの状況によっては、Vuetify 3 の成熟を待つために Vuetify 2 を継続して使用することも考えられます。Vuetify 2 のサポートが続いている間に、v-calendar の完全移行が終わることを期待できます。
結論
現時点では、Vuetify 3 の v-calendar コンポーネントは、まだ完全には Vuetify 2 と同等の機能を備えておらず、いくつかの制約があります。公式リリースの進捗を待つか、必要に応じて別のカレンダーコンポーネントの利用を検討するのが良いでしょう。
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よって、Vuetify3でv-calendarコンポーネントを使いたい場合はもう少し待ったほうが良さそうです。
終わりに
今回は2024年10月4日現在、Vuetify3のv-calendarコンポーネントはまだ実装が追いついていないという話をいたしました。