トレカ界隈で話題の「カードカット」とは?(TCG用語の“デッキカット”とは別物)
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トレカ界隈で話題の「カードカット」とは?(TCG用語の“デッキカット”とは別物)
最近X(旧Twitter)などで「カードカットされてました」という投稿を見かけて、「カードカットって何?」と気になった方も多いと思います。
結論から言うと、ここで言われる「カードカット」は、TCGの対戦で行う山札を切る(デッキカット)のことではありません。
本記事では、トレカ(特に高額カード・鑑定カード)界隈で使われる「カードカット」の意味と、なぜ問題視されるのかを分かりやすく解説します。
「カードカット」の意味:カードのフチを物理的に削る(切る)加工
話題になっている文脈でのカードカットは、カードの四辺(フチ)をわずかに削る/切ることで、見た目の状態を良く見せるための物理加工を指します。
- カードの端(上下左右)をほんの少し削る
- 角の傷や白かけの部分を削って目立たなくする
- 全体のサイズ感や縁の幅を整えて“綺麗に見せる”
加工量が小さいほど写真では分かりにくく、実物を見て初めて気づくケースもあります。
なぜカードをカットするの?主な目的は2つ
1. センタリング(印刷の位置ズレ)を良く見せるため
トレカは印刷のズレによって、左右上下のフチ幅が均等でない「センタリング不良」が起きることがあります。
カードカットを行うと、フチ幅が均等に近づいたように見えて、“センタリングが良いカード”に見せやすくなると言われています。
2. 白かけ・傷・角の荒れを消すため
端の白かけや角の傷は、状態評価に大きく影響します。
そこで、ダメージがある部分を削って見えにくくする目的でカットされることがあります。見た目は綺麗になっても、カードは加工されているため本来の状態とは別物です。
カードカットが問題になる理由:鑑定カードでも起こり得る
特に話題になりやすいのが、PSAなどの鑑定済みカードに関するケースです。
本来、鑑定済みカードはケース(スラブ)に封入されているため安心感があります。しかし、極端な話としては以下のようなリスクが指摘されます。
- ケースから取り出してカードに加工(カット)を施す
- 再封入(ケースの再利用/入れ替え等)が疑われる
- 鑑定番号が本物でも「中身が鑑定当時のカードと同一」とは限らない疑念
もちろん、すべての鑑定カードが危ないという話ではありません。ただ、高額カードほど狙われやすく、「PSAだから絶対安心」と言い切れない点がコレクターの不安につながります。
よくある誤解:「デッキカット」とは別の言葉
TCGプレイヤーが使う「カット」は、対戦前に山札を分けて順番を変えるデッキカットを指すことが一般的です。
しかし今回の「カードカット」は意味が全く違います。混同しやすいので整理しておきます。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| カードカット(今回の文脈) | カードのフチを物理的に削る/切る加工 |
| デッキカット | 対戦前に山札を分けて順番を変える行為 |
| (構築の)カット | デッキからカードを不採用にする/抜く |
購入時に注意したいポイント(高額カード・鑑定カード)
カードカットは非常に分かりにくい場合があるため、特に高額カードを購入する際は次の点を意識すると安心です。
- 信頼できる販売元(実績・評判・保証の有無)を優先する
- 返品・補償の条件を事前に確認する
- カードの四辺・角の拡大写真をチェックする
- 鑑定カードでもケースの状態(開封痕・再封入の疑い)を確認する
特に「状態が良すぎるのに相場より安い」など、うまい話に見える場合は慎重に判断した方が安全です。
まとめ
今回話題の「カードカット」は、TCGの対戦用語ではなく、カードのフチを削る(切る)物理加工を指します。
- センタリングを良く見せる
- 白かけ・傷を目立たなくする
- 高額カードや鑑定カードでも問題になり得る
トレカ市場が盛り上がる一方で、こうした加工・真贋・状態リスクも注目されるようになっています。購入時は「鑑定=絶対安心」と思い込みすぎず、情報収集と確認を丁寧に行うのがおすすめです。








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