PCでTeams会議に参加するとiPhoneが勝手に反応する問題の原因と解決方法(連携カメラが原因でした)
PCでTeams会議に参加するとiPhoneが勝手に反応する問題の原因と解決方法(連携カメラが原因でした)
PC(特にMac)でTeams会議に参加しようとすると、iPhoneのTeamsアプリが勝手に反応して画面が立ち上がる、という現象が発生しました。
結論から言うと、この原因は Teamsの設定ではなく、iPhoneの「連携カメラ(Continuity Camera)」機能でした。
Contents
症状:PCからTeams会議に入るとiPhoneのTeamsが勝手に動く

PCでTeamsの会議リンクを開いた瞬間、iPhoneが自動的に反応し、Teamsアプリが開こうとする挙動が起きました。
意図せず端末が動くため非常に不便で、「同期機能をオフにしたい」という悩みにつながります。
最初に疑った設定(しかし原因ではなかった)
以下の設定を確認しましたが、どれも原因ではありませんでした。
- Teamsアプリ側の通知設定
- iPhone「設定」→「一般」→「AirPlayと連係」→「Handoff」
- Teamsアプリ内の通話設定
- iPhoneの通知設定
これらをオフにしても、iPhoneのTeamsが勝手に立ち上がる挙動は止まりませんでした。
原因は「連携カメラ(Continuity Camera)」だった
Mac では、近くにある iPhone を自動的に Web カメラとして利用できる 連携カメラ という機能があります。
Teams会議の画面を開くと、Macが iPhone をカメラとして利用できるか確認し始めます。
すると iPhone 側では、
「Mac がカメラとして接続しようとしている → 関連アプリ(Teams)が反応」
という動作が起こり、結果的に「iPhoneがTeams会議に勝手に参加しようとしている」ように見えてしまいます。
実際には、Teamsアプリの問題ではなく、Apple側の自動連係機能が働いていただけです。
解決方法:連携カメラをオフにする
以下の設定をオフにするだけで、現象は完全に解消しました。
- iPhone の 設定 を開く
- 一般 をタップ
- AirPlay と連係 をタップ
- 連係カメラ をオフにする
これで、Mac が iPhone をカメラとして探すことがなくなり、
Teams 会議開始時に iPhone が勝手に反応する挙動は完全に消えます。
連携カメラをオフにして影響はある?
影響は以下のみです。
- Mac上で iPhone を Webカメラとして自動認識しなくなる
逆に以下には影響しません。
- Teamsのチャット・会議参加・通知
- iPhoneの通常の通話機能
- Handoff など他の連係機能(別項目)
普段 iPhone を Webカメラとして使っていない場合は、
連携カメラをオフにしておくほうが快適と言えます。
まとめ
- PCでTeams会議に参加するとiPhoneが勝手に反応する問題がある
- Teams側の設定が原因ではなかった
- 原因は iPhone の「連携カメラ」機能だった
- 設定 → 一般 → AirPlayと連係 → 連係カメラをオフ で解決する
同じ症状に悩んでいる人は、ぜひ iPhone の「連係カメラ設定」を確認してみてください。
※環境:iPhone + Mac + Microsoft Teams(法人アカウント)







ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません