ストレージを見たらXcodeがめちゃくちゃ容量食ってて焦った話
ストレージを見たらXcodeがめちゃくちゃ容量食ってて焦った話
先日、Macのストレージがなぜかパンパンになっていたので「何がそんなに容量を食っているのか」と調べてみたら、Xcodeだけで500GB以上も使っていて絶句しました。
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なぜXcodeはそんなに容量を使うのか?
Xcodeには以下のような「勝手に溜まっていくファイル」があります。
- ビルドキャッシュ(DerivedData):アプリごとに生成される一時ファイル。数GB単位。
- アーカイブ(.xcarchive):TestFlight提出などで毎回保存される。1個数百MB。
- キャッシュやインデックス:コード補完や解析用のデータ。蓄積される。
特に私の場合はアプリを40本くらい作っているので、ビルドキャッシュやアーカイブがそれぞれのプロジェクトに溜まりに溜まっていた模様です。
その結果、Xcode関係だけで500GB超えというあり得ない状態になっていました。
Appleはなぜ自動で削除してくれないのか
Android Studio や VSCode にはキャッシュ管理機能がありますが、Xcodeにはそれが一切ありません。
Apple的には「開発者が自分で管理してね」というスタンスのようです。
実際にやったクリーンアップ
以下のコマンドをターミナルで実行すると、Xcode関連の不要なファイルを削除できます。
① ビルドキャッシュの削除
1 |
rm -rf ~/Library/Developer/Xcode/DerivedData |
② アーカイブの削除
1 |
rm -rf ~/Library/Developer/Xcode/Archives |
③ キャッシュの削除
1 |
rm -rf ~/Library/Caches/com.apple.dt.Xcode |
これで数百GBレベルのストレージが一気に空きました。
初回ビルド時に多少時間はかかりますが、それでもやったほうがいいと思います。
今後の対策
- 月1回くらいは自分でクリーンアップする
- 必要なアーカイブだけバックアップしておく
- スクリプト化して自動実行してもいいかも
まとめ
Xcodeは便利ですが、気がついたらストレージを圧迫していることがあります。
普段Macの容量が減っていると思ったら、一度Xcode関連を疑ってみるのがおすすめです。
この記事が同じようにXcodeのストレージの圧迫に困ってる方の参考になれば嬉しいです。
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