数学的に男気じゃんけんの期待値を考えると、とにかく自分は高いものを頼むべき
生きていれば友達同士で男気じゃんけんをするときがあるかもしれません。
今回は数学的に考えると、男気じゃんけんでは自分が高いものを頼んだ方が良いというお話をしていきます。
数学的に男気じゃんけんの期待値を考えると、とにかく自分は高いものを頼むべき
男気じゃんけんというのは、某番組である通り、じゃんけんをして勝った人が他の人の分を奢るというものですね。
例えば、友達3人と自分を加えた4人で焼肉を食べるとしましょう。
簡単のため、一人1万円のものを頼んだとします。
すると、期待値を考えると4人でじゃんけんをして勝って奢る確率は4分の1、負けてお金を払わない確率は4分の3で、勝った人が4人分の4万円を奢ることになるので、
40000 × (1 / 4) + 0 × (3 / 4)
= 10000(円)
になります。
自分が食べるのは1万円分ですから、
10000(自分が食べる分) – 10000(期待値)
= 0(円)
ですね。
全員が同じ値段のものを頼めば男気じゃんけんをしたとしても期待値的には平等です。
一方、自分だけが1万円のものではなく2万円のものを頼んだとします。
他の方はそれぞれ1万円分のものを頼んだとすると、合計金額は5万円で、これをじゃんけんで勝った人が奢ることになります。
改めて期待値を計算するとしましょう。
期待値は
50000 × (1 / 4) + 0 × (3 / 4)
= 12500(円)
と2500円だけ高くなりますが、自分が食べた金額との差額に注目してください。
20000(自分が食べる分) – 12500(期待値)
= 7500(円)
となります。
なんということでしょう。
期待値を考えると、7500円分も得してしまいました。
イメージとしては、じゃんけんで勝ったら自分が自分が余計に頼んだ分も払わなければならないですが、じゃんけんで勝つよりも高い確率で周りの方に自分が余計に頼んだ分を押し付けることができます。
現実では、他の人よりも倍高いものを自分が頼むと怪しまれるかもしれませんが、バレない程度に高いものをこそっと頼んでおきましょう。
終わりに
今回は数学的に考えると、男気じゃんけんの戦略として、自分が高いものを頼んだ方が良いというお話をさせていただきました。
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