漢検6級とは?小学校5年生向け!漢字練習という修行を通して悟りを開こう!
漢検(日本漢字能力検定)とは、その名の通り漢字に関する能力が問われる試験です。
漢字を「読む」「書く」能力はもちろんのこと、漢字の意味を理解し、文章の中で適切に使える能力も測られます。
漢字は年齢に関係なく学べるため、3歳から102歳という幅広い年齢層の方が漢検を受験しているそうです。
漢検は10級~3級、準2級、2級、準1級、1級の12段階の難易度があります。
難易度が低い級では小学生を対象としていますが、準1級、1級までくると大学・一般程度の漢字に関する知識が必要です。
今回は漢検6級の概要についてご説明いたします。
1.漢検6級とは?
漢検6級は小学校5年生修了程度を対象としています。対象となる漢字の数は825字です。
漢検6級では、「漢字の読み」「漢字の書き取り」「部首・部首名」「筆順や画数」「送り仮名」「対義語・同義語」「同音・同訓異字」「三字熟語」「熟語の構成」に関する問題が出題されます。
また、漢検6級に合格することで、小学校第5学年までの学習漢字を理解し、文章の中で漢字が果たしている役割を知り、正しく使えるということを証明できます。
漢検という名前の試験なだけに漢字に関する知識が問われますが、単純に漢字の読み書きの力が試されるだけではありません。
部首や音読み・訓読みに関する能力も問われます。
特に小学生のうちは音読み訓読みに苦手意識を持っている方が多いのではないでしょうか?
音読み訓読みのパターンを覚えるために、分かりやすい漢字の例に関連付けて覚えると楽かと思います。
試験日
2月、6月、10月
出願時期
受験の約3か月前~受験の約1か月前
受験料
2000円(税込み)
試験時間
60分
満点
200点
合格基準
70%程度
合格発表日
各検定日の約1カ月後
2.漢検6級の難易度は?
漢検6級の合格率は約75%~80%程度です。
4、5人に一人が落ちる計算です。
まだきちんと勉強すれば合格できるでしょう。
やはりより確実に合格するためにはいろいろなパターンの問題に対応できる力を身につけるということに尽きます。
苦手分野があると合格できるか不安になりがちです。
苦手分野をできるだけつぶして、得意分野を増やしていきましょう。
極端に言えば全部を得意分野にすれば精神的にも楽になり、合格する自信がつきます。
苦手分野をつぶすために効果的なのは実践的な問題練習を積むことです。
まず、一通り問題練習を通して、自分の苦手分野を把握することから始めましょう。
苦手分野が分かったらそこを重点的に勉強して苦手をなくしていきます。
実践練習→できなかった分野を重点的に勉強→実践練習→できなかった分野を重点的に勉強→実践練習→………
と繰り返していけば嫌でも実践的な力が身につくとともに合格できる自信がついてきます。
実践的な勉強を始めるにはある程度の覚悟と精神力が必要かと思いますが、合格への近道だと割り切って挑戦を続けましょう。
3.漢検6級の勉強方法は?
漢検の勉強においてはこちらの本が有名らしいですね。
動物の表紙がトレードマークです。
6級の勉強においてもこちらの本をやると良いでしょう。
漢検6級漢字学習ステップ 改訂三版
他にもこちらの参考書も優秀です。
子供が慣れ親しみやすいデザインを採用しているため、楽しんで漢検の勉強に取り組むことができます。
いちまるとはじめよう!わくわく漢検 6級
また、本番に近い勉強を取り入れたい方はこちらの問題集をやると良いでしょう。
本番の良い予行練習になります。
漢検 6級 実物大過去問 本番チャレンジ!
なお、漢検6級で過去に出題された問題はこちらで確認することができます。
漢検問題例
4.終わりに
今回は漢検6級の概要についてご説明いたしました。
私が在籍していた小学校では、宿題を忘れると普段の宿題に漢字練習のプリントを一枚追加されます
私はほぼ毎日のように宿題をやってこなかったため、しばらくするとプリントが15枚くらい溜まっていきました。
確か漢字練習のプリントを1枚処理するのに40分程度かかった記憶があります。
ある程度プリントが溜まった段階(15枚くらい)で先生に漢字練習をやってこいと言われるので、15枚となるとほぼ徹夜で終わさなければなりません。(およそ10時間)
今考えるとこの漢字練習のプリントのおかげで今の自分がいるのかと思います。
漢字練習という名の英才教育を施されたおかげで大分精神力がつきました。
裏側の話になりますが、この記事を書いてる今の段階ではこのサイトにほぼアクセスはありません。
ほぼアクセスがないなかで馬鹿みたいに記事を書き続けてられるのはこの漢字練習のおかげだと考えると感慨深いのがありますね。
漢字練習は漢字の能力が身につくだけでなく、精神修行にもおすすめです。
みなさんも漢字練習をこなして悟りを開いていきましょう。
漢検の他の級については、こちらの記事にまとめております。
漢検の種類とは?
6級より上位の級である5級、6級より下位の級である7級について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
漢検5級の概要とは?
漢検7級の概要とは?
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